車のACCランプが消えない原因!エンジンを切ってもACCが切れない時は?

通常は車のエンジンを切るとACCランプは消えるものですが、エンジンを切ってもACCが切れない時は、操作ミスや故障など、何らかの原因があるはずです。今回は、車のACCランプが消えない原因について紹介します。

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車のエンジンを切ってもACCが切れない時は?

車,accランプ,消えない,原因,画像1自動車の電源は、「ACC電源(アクセサリー)」と「IG電源(イグニッション)」があります。ACC電源は、オーディオやナビなど比較的消費電力が小さい電装品を動かすための電源で、IG電源はエアコンやセルモーターを回す時など、比較的消費電力が大きな装置を動かすための電源になります。

ACCやイグニッションのON/OFFは、エンジンをかける一連の作業の途中で切り替えることができます。キーを鍵穴に差し込んで回すタイプの車は、キーを回す1個目の位置でACC電源がONになり、2個目の位置でIG電源がONになり、さらに回すとエンジンが始動する仕組みになっています。

プッシュスタート式の場合は、ブレーキペダルを踏まずにプッシュスタートスイッチを1回押すとACC電源がONになり、2回押すとIG電源がONになる仕組みになっています。プッシュスタート式でエンジンをかけたい場合は、ブレーキペダルを踏んでプッシュスタートスイッチを1回押せばかかります。

ACC電源がONの状態は、インストルメントパネル(メーター類があるメインパネルのこと)に「ACC」と表記されたランプが点灯します。何らかの原因で車のエンジンを切ってもACCが切れない時は、そのままACCランプが消えないので、バッテリー上がりが生じる恐れがあります。

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車のACCランプが消えない原因

シフトレバーが「P」または「N」の位置に入っていない

車,accランプ,消えない,原因,画像2一般的な車は、シフトレバーを「P」または「N」の位置に入った状態のみ、エンジンを切ることができますが、車種によってはシフトレバーが「P」と「N」以外でもエンジンを切ることができるものがあります。

そのような車でシフトレバーを「P」と「N」以外の位置でエンジンを切ると、ACC電源がONの状態のままになるので、ACCランプが消えない原因になります。

また、シフトレバーを「P」または「N」の位置に入った状態でエンジンを切ってもACCが切れない場合は、センサー不良によって「P」または「N」の位置に入っていないと認識されている可能性が考えられます。この場合は、センサーの故障なので、ディーラーや整備工場などで点検を受ける必要があります。

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電装系のトラブル

車にはオーディオやナビなど様々な電装品が組み込まれていますが、これらの電装品を動かす電気の量は、それぞれ決まっていて、必要以上に大きな電気を送り込んでしまうと、電装品が故障してしまいます。それを防ぐために、電力源と電装品の間にヒューズ(安全装置)を配置することで、必要以上の電気が流れ込まないようにしています。

車のACCランプが消えない状態と、オーディオやナビなどの電装品の不調が見られる場合は、ヒューズや配線などのトラブルが考えられます。近年生産されている車のヒューズは非常に性能が向上しているため、何の原因もなく、突然ヒューズが切れるということは考えにくいです。

たとえば、電装品の後付けをしている際に配線ミスをしてしまったとか、電流オーバーになってしまったとか、人為的に何らかの問題があって車のヒューズが切れることが多いです。

その他には、プッシュスタートスイッチの故障により、ACC電源のON/OFFが切り替わらないということも考えられます。

電装系のトラブルは、自動車の仕組みに詳しい人でない限り、個人で修理するのは難しいので、ディーラーや整備工場などで点検を受ける必要があります。

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