車にドライブレコーダーを後付けしたり、ルームランプやカーナビを交換する時には、配線を通すために内張りを剥がす必要があります。車の内張り剥がしを行う際には、リムーバーと呼ばれる専用の工具を使いますが、今回は、リムーバーの代用品になるものをいくつか紹介します。
車の内張り剥がしの代用品
マイナスドライバーは傷付けやすい
車の内張り剥がしの代用品として、マイナスドライバーを使うことがありますが、内張りを剥がすことに慣れていない人は使わない方が無難です。
内張りを剥がすことに慣れている人は、マイナスドライバーの金属部分にビニールテープやラップなどを巻いて、車を傷付けずに作業できますが、上手く剥がすためにはコツが必要です。
マイナスドライバーの金属部分はとても硬いので、ビニールテープなどで保護していても、作業に慣れていない人が使うと、車体を傷付けてしまう恐れがあります。
車の内張り剥がしの代用品は、マイナスドライバーよりも、もっと横幅の広いものを使うと、車体を傷付けにくいです。
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塗装用のヘラは硬いものを選ぶ
車の内張り剥がしの代用品として、プラスチック製の塗装用のヘラを使うこともよくあります。100均などでも売っていることがるので、手軽に入手することができます。
塗装用のヘラは、マイナスドライバーよりも横幅が広いため、車体を傷付けにくく使いやすいのですが、柔らかいヘラは車の内張り剥がしの代用品にはなりません。できれば、硬いプラスチックのヘラの方が、内張りをはがす作業に向いています。
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内張りの外し方の裏技
車の内張りを外す作業は、パーツの隙間にリムーバーなどの工具を差し込んでいくのですが、隙間がほとんどなくて、なかなか工具が入らないということがよくあります。
そんな時は、いらなくなったプラスチック製のカードを、パーツの隙間に差し込んでいくと、意外とすんなり入ることがあります。2枚のカードが隙間に入ったら、カードとカードの間に塗装用のヘラを差し込むと、車体を傷付けずにパーツを外すことができます。
全く隙間が無く、カードも入らないという場合は、養生テープを使うという裏技もあります。
取り外したいパーツに養生テープを貼り、引っ張ることでパーツが少し浮きます。そのわずかな隙間にリムーバーなどの工具を差し込んでいけば、車体を傷付けずにパーツを取り外すことができます。
マイナスドライバー、塗装用のヘラ、プラスチック製のカード、養生テープなど、車の内張り剥がしの代用品になるものはありますが、自分で内張り剥がしをやるのであれば、リムーバーや配線ガイドなどの工具を持っていても良いと思います。工具セットを買ったとしても2,000円程度です。
ドライブレコーダーの取り付ける際や、ルームランプやカーナビを交換する時に、内張り剥がしの工具セットがあると、スムーズに作業できます。通電確認するためのデジタルマルチメーターもあると便利です。
車の内張り剥がしの工具セット
デジタルマルチメーター
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