今回の記事では、自動車の布シートについた汚れを自分で洗浄する方法について紹介します。
布シートのシミ取りや臭い取りは、専用洗剤や消臭スプレーが有効です。
ただし、自分ではどうしても除去できない嘔吐物や、赤ちゃんやペットのおしっこの臭いなどは、業者に依頼するという選択肢もあります。
その場合クリーニング料金がいくらかかるのか?費用の目安についても紹介します。
車のシートを自分で洗浄する方法
自動車の布シートの汚れやシミ取り、臭い取りなどを自分で洗浄する方法を紹介します。
洗浄方法の流れは「表面のゴミ取り」⇒「汚れを浮かす」⇒「汚れを取り除く」の3ステップです。
紹介する洗剤は肌にやさしいものですが、手荒れが心配な方はゴム手袋を着用するようにしましょう。
1.表面のゴミ取り
まずは、シートの表面にあるゴミを取り除いていきます。
この時にハンディタイプの掃除機があると便利です。できれば水分も吸い取れる乾湿両用タイプが便利だと思います。
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2.汚れを浮かす
洗剤をシートにスプレーして汚れを浮かせてから、ブラシを使って汚れを掻き出していきます。
食べ物のシミ取りは、この汚れを浮かす作業を早めに行うと除去しやすい。
コーヒーなどでできた頑固なシミには、シミ取り専用クリーナーを使うと良いでしょう。
3.汚れを取り除く
浮かした汚れをウェスを使って拭き取ります。
なかなか落ちない頑固な汚れには、1と2を繰り返し行うと効果的です。
また、長期間放置してしまったシミには、シミ取り専用クリーナーを使うと便利です。
布シートに残った洗剤が気になる方は、最後の仕上げに絞った濡れタオルで拭き取ると良いでしょう。
スチームクリーナーが意外と安くて便利
布シートに染み込んだ汚れを浮かす作業をする時に、持っている便利なのがスチームクリーナーです。
スチームクリーナーは、蒸気の力で頑固な汚れも落ちやすくなります。
特に油汚れに効果的で、高温スチームなので除菌効果も期待できます。
スチームクリーナーというと業務用洗浄機というイメージが強いですが、最近では家庭用のスチームクリーナーも販売されていて、値段も5,000~15,000円程度で安くなってきました。
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スチームクリーナーの種類によっては、コンパクトで持ち運びがしやすいハンディータイプのものもあったり、やや大き目で本体の底にキャスターがついたタイプもあります。
スチームクリーナーは、車の布シートの洗浄以外でも、キッチンやフローリングの掃除などに役立ちます。
スチームクリーナーの値段は以前よりかなり安くなっていて、家庭に一台あると非常に便利なものですが、人によっては購入しても数回しか使わないという場合もあります。
普段からあまり使わないという場合は宝の持ち腐れになるので、購入はよく考えてからにした方が良いかもしれません。
自動車のフロアマットは足元にあるので、とても汚れやすい部分です。長い間、掃除しないで放っておくと、雨に濡れたことでカビが発生し、異臭の原因になります。
洗うのが面倒だからといってフロアマットを洗濯機に入れてはいけません。故障の原因になるので、ブラシと洗剤を使って洗いましょう…
消臭スプレー
車の布シートの汚れは落ちても、嫌な臭いが残ることがあります。
そんな時は、嫌な臭いの成分を分解する消臭スプレーをおすすめします。
嫌な臭いの原因は、様々な種類があります。
卵や牛乳などの腐敗臭「硫化水素」、魚類の腐敗臭「トリメチルアミン」、おしっこや肉類の腐敗臭「アンモニア」、たまねぎやきゅうりなどの腐敗臭「メチルメルカプタン」これらの臭いに対してスプレー後20分以内に高い消臭効果があられます。
ただし、臭いの元となる汚れがしっかり洗浄されていなければ、時間が経つにつれて臭うようになる場合があり、その時は再びスプレーする必要があります。
特に嘔吐物やペットや赤ちゃんのおしっこの臭い取りは、なかなか難しい場合があります。
そんな場合は、業者に依頼して業務用洗浄機でしっかり除去してもらうと良いでしょう。
実は、最近の車種の中には、嫌な臭いを瞬間的に消臭する新素材が採用されている車もあります。
セラミックスが嫌な臭いを吸着し、金属イオンが臭いを分解する効果がもともと備わっているシートがあるのです。
これらの機能により、ペット臭や食べ物臭などの不快な臭いに対応することができます。
業者が行う洗浄方法
各業者によって洗浄方法は異なりますが、プロはスチームクリーナーやバキュームクリーナーなどの業務用機器を使って、車のシートについたシミや臭いを取り除いています。
業者が行う洗浄方法の基本的な流れは次のとおりです。
1.表面のゴミを掃除機で吸い取ります。
2.スチームクリーナーを使って、蒸気の力でシート内部になる汚れを浮かします。
3.バキュームクリーナーを使って、浮いた汚れと水分を一緒に吸引します。
汚れの程度によっては、車体から運転席と助手席のシートを取り外して、車外で洗浄する場合もあります。
スチームクリーナーは、頑固にこびり付いた油汚れに有効です。
バキュームクリーナーでの吸引は、8割程度の水分を吸い取ってくれるので、その後の乾燥時間が短くて済みます。
基本的な洗浄方法の流れは、業者もDIYもほぼ同じで、「表面のゴミ取り」⇒「汚れを浮かす」⇒「汚れを取り除く」という流れになります。
ただし、プロの場合は、業務用の強力な機器を使っているので、頑固にこびりついたシミや臭いもきれいになります。
特に、嘔吐物の除去や、赤ちゃんやペットなどのおしっこ臭いなどは、なかなか自分で洗浄するのは難しいこともあるので、業者に依頼すると確実だと思います。
クリーニング料金の目安
車のシートのクリーニング料金は、業者によって異なりますが、1個のシート(座席)で5,000円程度がおおよその目安になります。
後部座席であれば座席2個分なので10,000円程度になります。
運転席、助手席、後部座席の全てを洗浄すると、20,000円程度がおおよその目安になります。
ただし、嘔吐物の除去やおしっこなどの消臭などは、別料金になる場合があります。
嘔吐物は、とても頑固な汚れで臭いを取るのも大変なので15,000~20,000程度かかる場合があります。
消臭は、5,000~10,000円程度かかることがあります。
これらのことを踏まえると、車内全部のシートのクリーニング料金の目安は、汚れの状況によって大きく違って、20,000~50,000円程度ということになります。
シートの洗浄は、スチームクリーナーやバキュームクリーナー(カーペットリンスクリーナー)などの専用機器を使いますが、一般の方でも購入することができます。
スチームクリーナーだけであれば15,000円程度で性能の良いものが買えます。
一方、カーペットリンスクリーナーは、100,000円以上するものもあり、とても高額です。
吸い込むだけのバキュームクリーナーであれば、数万円で買えるものもあると思いますが、安い商品のなかには吸引力が弱いなどの欠点があるものがあるようです。
このへんの事情を踏まえたうえで、業者に依頼した方がお得なのか、自分で専用機器を買った方がお得なのかを十分に考慮して判断していくと良いと思います。
車のクリーニング料金は、業者によって大きく違うことがあります。
そのため、複数の整備工場を比較検討することをお勧めします。
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