車のスマートキーは、持ち運びしやすく便利な反面、紛失することも多い。
鍵を無くしてしまった時は、まずは落ち着いて冷静に1つ1つ確認していくことが探し方の基本です。
車のエンジンが始動できる場合は、近くにスマートキーがある可能性もあります。
今回の記事では、スマートキーを紛失した時の探し方や交換費用の目安などを紹介します。
スマートキーを紛失した時の探し方と対処法
探し方の大まかな流れは次のとおりです。
探し方の流れ
①まずは落ち着いて本当にスマートキーを無くしたのか確認する。
②家の中もしくは家の外で紛失したのかを思い出す。
③家の中であれば冷静に根気よく探し直す。
④家の外であれば交番や警察署に遺失届を出す。
⑤必要であればJAFを呼んで助けてもらう。
スマートキーを紛失した時の探し方と対処法を1つ1つ解説していきます。
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①まずは落ち着いて本当にスマートキーを無くしたのか確認する
まずは落ち着いて、本当にスマートキーを紛失してしまったのか、もう一度ポケットやバッグの中などを確認してみましょう。
鍵をなくしてしまったと思い込んでいるだけで、本当は衣類のポケットの中に入っていることもあります。
②家の中もしくは家の外で紛失したのかを思い出す
ポケットやバッグの中などを見てもやっぱり無い場合は、もう一度自分が行動した場所を冷静に思い出してみましょう。
スマートキーを紛失した場所が家の中だったのか?それとも家の外だったのか?で探し方や対処法が異なります。
③家の中であれば冷静に根気よく探し直す
家の中であれば、自分が行動した場所は限定されるので、じっくり探せば見付かる可能性があります。
テーブルの上や玄関の棚などにスマートキーを置き忘れていることもあります。
座ったり屈んだりした時に、ポケットからスルリと落ちてしまうこともあります。
家の中の行動範囲は、それほど広いわけではないので、一日の行動を1つ1つ思い出してみましょう。
④家の外であれば交番や警察署に遺失届を出す
家の外でスマートキーを紛失してしまった場合は、交番や警察署に遺失届を出しておきましょう。
誰かが鍵を見付けてくれて交番に届けてくれら場合、あなたに連絡してくれます。
交番や警察署に行くことが困難な場合は、電話で届出をすることも可能です。
遺失届を出す際には、スマートキーの色や形などの特徴やキーナンバーなど、自分の鍵が特定できる情報を伝えておきましょう。
⑤必要であればJAFを呼んで助けてもらう
JAFとは日本自動車連盟のことで、JAF会員であれば連絡後すぐに駆けつけて対応してくれます。
たとえJAF会員ではなくても、費用はかかりますが対応してくれます。
自分では対応できない場合は、JAFに連絡してサポートしてもらうという選択肢もあります。
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エンジンがかかる時はスマートキーが近くにあるかも?
スマートキーは、持ち運びがしやすく便利な反面、置き忘れて紛失してしまうことが多い。
スマートキーを無くてしまった時に、探し方の1つとして確認しておきたいことは、車のエンジンが始動するかどうかです。
スマートキーが紛失してしまっても、車のエンジンが動いている場合は、近くにスマートキーがある可能性があります。
スマートキーが車の近くにある時だけ、エンジンが始動する仕組みになっているので、エンジン始動が可能な時は、一度車の周辺を探してみるとスマートキーがあるかもしれません。
イモビライザーの有無を確認
イモビライザーとは、車の鍵に搭載されている防犯システムのことを言います。
スマートキーの種類によっては、鍵の内部にICチップが組み込まれていて、車に近づきICチップから電磁波を発信すると、車本体のアンテナが受信して情報を読み取ります。
鍵と車の情報を照らし合わせて合っていれば、スマートキーを使うことができます。
内臓されているICチップは常に電磁波を発信しているわけではなく、車に近づいた時に機能する仕組みになっています。
混同しがちなのが、スマートキーとキーレスキーの違いです。
スマートキーは、鍵を衣類のポケットに入れたままドアロックの開閉ができたり、鍵が車の近くにあればボタンを押してエンジン始動が可能です。
一方、キーレスキーは、ドアロックの開閉はリモコン操作でできますが、エンジン始動は鍵穴にキーを差し込み回すことで始動します。
主にイモビライザーが付いている鍵は、スマートキーです。
スマートキーは、自動車メーカーによって名称が異なり、スマートエントリーやインテリジェントキーなどと呼ばれることがあります。
スマートキーを紛失してしまった場合は、イモビライザー機能の有無を確認する必要があります。
イモビライザーのマークは車種によって異なりますが、車と鍵をモチーフにしたデザインになっていることが多い。
車の中に鍵ある様子や、車に鍵がかかってる様子などを表したマークになっています。
イモビライザーのマークは、車のメーター周辺にあったり、車の窓にステッカーが貼られていることもあります。
イモビライザー機能搭載のスマートキーを紛失してしまった場合は、新しい鍵を作成する時に、鍵業者では対応できないことがあるので、ディーラーで対処してもらった方が良いでしょう。
鍵業者では、スマートキーやキーレスキーのリモコン部分には対応していないことが多いので、リモコン部分の対処法はディーラーに依頼しましょう。
ディーラーや鍵業者に鍵の作成を依頼
昔の車であれば、鍵を紛失してもスペアキーがあれば車を動かすことができますが、イモビライザー機能内臓のスマートキーではスペアキーがあってもエンジン始動できないことがあります。
また、紛失した鍵を拾った心無い人によって悪用される恐れもあるので、そのままにしておくわけにはいきません。
鍵の作成は、ディーラーか鍵業者に依頼できますが、それぞれメリットとデメリットがあります。
ディーラーの場合は、スマートキーの作成が可能です。悪用されないためにも鍵ごと新しい形のものに交換してもらうと良いでしょう。
鍵業者と比べて費用が低コストで済み、確実に作成できるというメリットがありあす。
ただし、ディーラーの場合は、その日のうちに鍵ができるわけではなく、依頼してから届くまでに数週間かかる場合もあります。
一方、鍵業者はディーラーと比べて早く鍵ができることがあります。
ただし、鍵の種類によっては必ず作成できるとは限りません。
また、鍵ごと新しいものに交換することは対応できない場合があります。
スマートキーには、イモビライザー機能付きのものがあるため、鍵業者では対応できないこともあるのです。
鍵業者が現場に来て鍵を作成する時は、出張料金がかかるため、ディーラーに比べて費用が高くなることがあります。
スマートキー交換費用の目安
イモビライザー機能付きのスマートキーを新しいものに交換する時の費用の目安は、自動車メーカーや車種によって異なりますが、2万円~5万円程度が目安になります。
車種によっては5万円以上する場合もあります。
イモビライザー機能付きのスマートキーの場合は、鍵業者ではなくディーラーに依頼する方が良いでしょう。
新しい鍵はすぐには作成できないので、使えるまでに数週間はかかります。
プッシュスタートとは、専用のスイッチを押すことで車のエンジンの始動・停止ができるシステムのことです。
プッシュスタート式の車は最近増えてきましたが、慣れないうちはエンジンのかけ方が分からずに戸惑うこともあるかもしれません…
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