車のヒューズが切れる・飛ぶ原因は?交換は同じ種類で同容量を使用!電源取り出しの注意点について解説!

昔の車は、はっきりとした原因がなくても、ヒューズの寿命のようなもので、突然ヒューズが切れるということがありました。

現在は、ヒューズの新しい種類が登場し、性能も向上したため、何の原因もなく急にヒューズが飛ぶことはほとんどありません。

原因を解決しないままヒューズの交換だけを行っても、再びヒューズが切れる可能性があるので注意が必要です。

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車のヒューズが切れる・飛ぶとは?

自動車にはオーディオやエアコンなど、電気で動く様々な部品が組み込まれています。

これらの電装品を動かすための電気の量は、それぞれ決まっていて、必要以上に大きな電気を送り込んでしまうと、電装品が故障してしまいます。

その対策として、安全装置であるヒューズを電力源と電装品の間に配置して、必要以上の電気が流れ込まないように防いでいるのです。

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車に使用するヒューズの種類は、様々なタイプがありますが、基本的には電気が流れる部分が溶けやすい物質の合金で作られていて、必要以上に大きな電気が流れると熱によって溶解し、電流がカットされる仕組みになっています。

このようにヒューズの溶解部分が溶けて、電流が遮断された状態を「ヒューズが切れる」または「ヒューズが飛ぶ」と言います。

ヒューズが飛ぶことで、その先にある電装品の身代わりになっているとも言えます。

ヒューズ切れが起こってしまったら、新しいヒューズに交換する必要があります。

車のヒューズの種類

自動車に使われているヒューズは、いろいろな種類があり、配置されている場所も様々です。

車には、ヒューズボックスと呼ばれる複数のヒューズをまとめ配置している部分があり、一般的にヒューズボックスがある場所はエンジンルームか運転席付近です。

車種によって様々ですが、たとえばコインボックスなど小物を置くような場所の裏側にヒューズボックスが隠れている場合もあります。

ヒューズボックスの蓋には、電圧や配線を示す英数が記載されていることが多いので分かりやすいかと思います。

車の構造によっては、ヒューズボックスとは別に、配置されているヒューズもあるので、ボックス内のヒューズが全てというわけではありません。

管ヒューズ

1970年代までの車には、ガラス管でできた「管ヒューズ」というタイプが主流でした。

現在でもシガープラグを利用した後付のカー用品などに使われることがあります。

管ヒューズは、ガラス管の中に金属製の線が入っていて、その両端の部分が溶けて切れることで安全装置として機能します。

管ヒューズの両端の金属部分が切れているかを見た目で判断することが難しいことと、必要以上の電気が流れていなくても寿命で切れることもあります。

管ヒューズには、丸いガラス管が通常の長さの物と、ガラス管が短いミニ管ヒューズの2種類があります。

今ではミニ管ヒューズが使われることがあり、シガープラグの内部に組み込まれていることがあります。

ブレード型ヒューズ・平型ヒューズ

管ヒューズの次に登場したのが、「ブレード型ヒューズ」もしくは「平型ヒューズ」と呼ばれるタイプです。

このタイプは、2枚の金属板の間に熱によって溶解する部分を付けた構造になっています。

ブレード型ヒューズ・平型ヒューズの外側は、色の付いた半透明のプラスチックで覆われているので、溶解部分が切れているかを確認しやすい。

管ヒューズと比べて耐久性も向上しているので、原因もなく寿命で勝手にヒューズが切れることはない。

車のコンパクト化に伴い、内部に使用する部品も小さくなっています。

そのためブレード型ヒューズ・平型ヒューズも、通常サイズよりも小さいミニブレード型ヒューズ・ミニ平型ヒューズが使用されるようになりました。

車-ヒューズが切れる-飛ぶ-原因-交換-種類-容量-電源取り出し-画像

低背(ていはい)ヒューズ

ブレード型ヒューズ・平型ヒューズの背丈を低くして、さらにコンパクトにしたのが低背ヒューズです。

低背ヒューズの外側も色付きのスケルトン素材になっていて、溶解部分が切れたら、ひと目で分かるようになっています。

最近の国産車では、低背ヒューズが主流になっていますが、輸入車ではブレード型ヒューズ・平型ヒューズを使用していることが多い。

ブレーカー型ヒューズ

車のヒューズは切れたら新しいヒューズに交換する使い捨てタイプがほとんどですが、中には家庭用のブレーカーのように大電流が流れる前に自動的にOFFになるタイプもあります。

過剰な電気が流れてOFFの状態になったブレーカー型ヒューズは、再び電気が流れるONの状態に戻すことができるので、新しいヒューズに交換する必要がありません。

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車のヒューズが切れる・飛ぶ原因

近年に生産された自動車は、ヒューズの性能が向上しているので、何の原因もなく勝手にヒューズが切れることは考えにくい。

車のヒューズが切れる、ヒューズが飛ぶ原因については、様々なことが考えられますが、その多くが電流オーバーや配線ミスなど、人為的に何らかの問題があって車のヒューズが飛ぶというケースが少なくありません。

たとえば、自分でオーディオなどの後付の電装品を設置する時に、配線ミスをしてしまうと、急にヒューズが切れることがあります。

その場合は自分で行っているので、どこの回路に関係するヒューズを交換するれば良いかが、すぐに自分で分かるので解決は早い。

ただし、原因が分からないまま新しいヒューズに交換すると、再びヒューズ切れが起こる恐れがあるので、原因を解決してから必ず同じアンペアのものを交換するようにしましょう。

1つのヒューズで複数の電装品を兼用している

ヒューズボックスにまとまっている1つ1つのヒューズは、それぞれ使用できる電流量が決まっていて、それに適したいくつかの電装品で兼用しています。

たとえば、同じヒューズをホーンとハザードランプで使用していることがあります。

その場合、ヒューズが切れるとホーンとハザードランプの両方が使えなくなります。

また、それらの電装品の故障が原因でヒューズが飛ぶことも考えられます。

車-ヒューズが切れる-飛ぶ-原因-交換-種類-容量-電源取り出し-車内画像

電源線が車体金属に触れるとヒューズが切れる

車に使われている配線はゴム製の被膜で覆われていて、内部の導線が他の金属に接触しないようになっています。

自分でオーディオなどの電装品を後付する時に、取り出した電源線を車体の金属部分に接触させてしまうと、ヒューズが飛ぶことがあります。

または、工具などの金属が配線に接触してショートしてしまうこともあるので注意が必要です。

このような人為的ミスがないにもかかわらず、ヒューズが切れる場合は、配線の劣化によってゴム製の被膜が破れてしまい、車体の金属部分に接触していることが原因の1つとして考えられます。

電源取り出しの注意点

後付けで電装品を増やす時に、間違った電源取り出しが原因で、ヒューズが切れるが起こることがあります。

たとえば、シガーソケットなど1つの電源ラインから、たくさんの電装品をタコ足分岐で付けると、電流オーバーが起こるのでヒューズが飛ぶ原因になります。

複数の電装品を取り付ける時は、一カ所から電源取り出しをせずに、電源ラインを分散させることが大切です。

電源取り出しの場所は車種によって様々ですが、シガーソケットの他にもエレクトロタップやナビの裏側など、いろいろな場所から電源取り出しは可能です。

ヒューズの交換は同じアンペアの物を使う

ヒューズの交換は、必ず同じアンペア(同容量)の物を使用するようにしましょう。

まずは疑いのある回路があったら、その回路と繋がるヒューズを引き抜いて切れていないか確認する必要があります。

一般的にヒューズボックスの裏側には、ヒューズを引き抜くための専用の工具があるので、その工具を使って慎重にヒューズを引き抜きましょう。

引き抜いたヒューズの中央に溶解部分があるので、その部分が溶けて切れている場合は、新しいヒューズに交換する必要があります。

ヒューズは切れると交換が必要な消耗品なので、通常はヒューズボックスの裏側に予備のヒューズが備え付けてあるものです。

ヒューズには10A(10アンペア)、15A(15アンペア)、30A(30アンペア)など、容量を示す数字が書かれてあります。

切れたヒューズと同じ容量のヒューズを新しく取り替えましょう。

車-ヒューズが切れる-飛ぶ-原因-交換-種類-容量-電源取り出し-ヒューズボックス-画像

原因を解決してからヒューズ交換を行う

最近の車は、ヒューズの寿命などで勝手に切れることはほとんどなく、ヒューズが飛ぶ時は、必ず何らかの原因があります。

その原因を解決しないまま、ヒューズだけを新しい物に交換しても、再びヒューズが切れる可能性があります。

たとえば、自分でオーディオなどを車につけていて配線ミスを起こしてしまいショートしたという場合であれば、原因はすぐに見付かりますが、たまにヒューズが飛ぶ場合は、電装品をたくさん付け過ぎて電流量がオーバーが起こっている可能性も考えられます。

電装品の不具合がある場合は、その電装品と繋がる回路に使用するヒューズをチェックする必要があります。

 
自動車のヒューズが切れる・飛ぶ原因については、今回の記事で紹介した内容以外にも様々なことが考えられます。

ヒューズを交換する作業自体は、それほど難しいことではありませんが、ヒューズと関係する電気系統の知識が必要なので、ビギナーの方は整備工場などで点検・修理を依頼すると良いでしょう。

車の修理の値段は、整備工場によって大きく違うことがあります。

修理の内容によっては、修理代の相場も徐々に変動していることがあります。

たとえば、使用する部品が素材の変化と伴い、昔より安くなることもあります。

いつも利用している整備工場が、実は高い値段で修理していたというケースも少なくありません。

そのため、複数の整備工場を比較検討することをお勧めします。

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