車の内装の多くは樹脂製パーツで構成されており、これらに油汚れが付着すると白くなることがあります。今回は、ダッシュボードやドアの内張りパネルなど、黒い樹脂製パーツの掃除と艶出し方法を紹介します。
車の内装が白くなる原因
ダッシュボードやドアの内張りパネルなど、黒い樹脂製パーツが白くなる主な原因は、「汚れの付着」と「経年劣化」が挙げられます。これらは、それぞれの原因によって掃除の方法が異なるので、1つひとつ分かりやすく解説していきます。
車の内装の白い汚れを掃除する方法
車の内装に付いた白い汚れのほとんどは、手で触った時に付着した油汚れによるものです。日焼け止めクリームやハンドクリームなどを使用していると、黒い樹脂製にクリームの脂分が付着して白い汚れになります。
油脂などの酸性の汚れを落とすためには、アルカリ性電解水を使うと良いです。アルカリ性電解水とは、水を酸性とアルカリ性に電気分解して、アルカリ性側の水だけ取り出したものです。
アルカリ性電解水は、油脂などの酸性の汚れの洗浄力が高く、除菌力も優れています。車の内装に付着した白い油脂を掃除する方法は、アルカリ性電解水を吹きかけてスポンジで軽く磨き、クロスで拭き取ります。
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経年劣化したダッシュボードの艶出し
ダッシュボードやドア内張りなどの樹脂製パーツは、紫外線などで経年劣化すると、表面が白化します。
ここで紹介している「クレポリメイトDX」は、洗浄剤と保護剤が配合された車の内装用クリーナーです。スプレーを吹きかけてクロスで拭くだけで、掃除と艶出しの両方ができます。ただし、クレポリメイトDXでコーティングした場所は滑るので、ハンドルやペダル、レバーなどには使用しないようにしてください。
まだ劣化していない樹脂製パーツでも、クレポリメイトDXにはUV吸収剤が含まれているので、紫外線による色褪せの予防になります。
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車の内装の傷はどうする?
車の樹脂製パーツの傷消しを目的にしたカー用品もあるのですが、目立った傷を消すことは現実的に難しいです。そんな時は、車の内装バーツ用のカバーを装着すると、できてしまった傷隠しと、さらなる傷の防止になります。
車の内装バーツ用のカバーは、ご自身の愛車に合ったものを選ぶと良いでしょう。たとえば、次のような内装用カバーがあります。
ドアグリップカバー
インテリアラバーマット
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