車のABSランプ点灯する原因!音や振動がある時や警告灯が消えない場合は?

自動車のABSランプ(警告灯)が点灯する原因については様々が考えられますが、一時的な点灯であれば故障の心配は少ない。

ただし、点灯したABSランプが消えない場合は、ABSに関する何らかのトラブルが発生している可能性があります。

また、ABSはブレーキシステムの一部なので、ABS警告灯とブレーキ警告灯の両方が点灯する場合もあります。

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ABSとは

ABSとは、アンチロック・ブレーキ・システムの略称で、車の走行中に急ブレーキをかけた際に、車輪がロックするのを防ぐ装置のことを言います。

走行中にタイヤの回転が止まってしまうと、ハンドル操作ができなくなり、障害物に衝突する恐れがあります。

ABSの働きで、タイヤの回転をロックせずに減速すると、ハンドル操作ができるので、障害物を回避し進行方向の安全性を保つことができます。

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ABSを効果的に使うためには、ブレーキペダルを強く踏み続ける必要があります。

数回に分けてブレーキペダルを踏み込むポンピングブレーキでは、ABSの効果を十分に得ることができない。

ブレーキペダルを強く踏み込むと、ブレーキが効いてタイヤがロックしそうになります。

完全にロックする前にセンサーが感知してブレーキが弱まり、タイヤの回転が回復します。

そして再びセンサーが感知してブレーキを最適な状態にしていきます。

ブレーキが効いてタイヤがロックしそうになる状態とセンサーが感知してブレーキを弱まる状態を、素早く繰り返すことで、タイヤが完全にロックしないようにしているのです。

ABSは、走行中に急ブレーキをかけた時や、滑りやすい路面でブレーキをかけた時など、タイヤがロックしそうになると作動します。

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ABSによる振動と音

ABSは、ブレーキの力を強めた状態と弱めた状態を素早く繰り返すことで、タイヤを完全にロックしないようにする仕組みになっています。

そのためABSが作動中は、ブレーキペダルに細かい振動を感じることがあったり、「グググ」といった音が鳴ることもありますが、これは故障ではない。

ABSのセンサーが感知してブレーキを最適に状態にしているために起こる振動と音になります。

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ブレーキペダルを強く踏み込む

ABSが作動する条件は、自動車メーカーや車種によって様々ですが、共通する条件はABSが作動する領域までブレーキペダルを強く踏み込むことが基本です。

浅い踏み込みや数回に分けたポンピングブレーキでは、いざという時にABSが作動しないことがあります。

せっかくABSの機能が備わっていても、いざという時にしっかりABSが作動する領域までブレーキペダルを踏み込めないのであれば意味がなくなってしまいます。

ABS作動中はABSランプが一時的に点灯するので、一度安全な場所で走行中にアクセルペダルを強く踏み込んで、その感覚を体感しておくと良いでしょう。

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ABSランプ(警告灯)が点灯する原因

ABSランプが点灯する原因については、故障の場合と故障の心配がない場合があります。

ABSランプが点灯した状態が続く場合は、故障の可能性があるので、早めに整備工場などで点検を行う必要があります。

 

故障の心配がない場合

エンジン始動時の一時的な点灯

ABSランプに限らず、警告灯はエンジンスイッチをONの位置にすると、一斉に点灯する仕組みになっています。

これは、警告灯は消えている状態が正常なので、ランプ自体の異常(電球の球切れなど)が発生した場合は気付きにくいので、システムに異常がないかを確認するために一斉に点灯します。

その後、エンジンを始動させれば問題のない警告灯は消えていきます。

エンジンをかける時に一度ABSランプが点灯しても、エンジン始動後にすぐ消えてしまえば問題はありません。

 

ABSが作動中は一時的に点灯

ABSランプはABSが作動状態にある時に点灯します。

急ブレーキをかけた時や、滑りやすい路面でブレーキをかけた時など、ABSが作動した場合はABSランプが一時的に点灯し、その後消えます。

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故障が原因の場合

ABSセンサーまたはABSコントロールユニットの不具合

ABSは、四輪の状態をABSセンサーで常に把握し、得た情報を司令塔であるABSコントロールユニットに送り、走行状況に合わせてブレーキ制御を行っています。

ABSセンサーまたはABSコントロールユニットに何らかのトラブルが起こった場合は、点灯したABSランプが消えない原因になります。

 

断線やコネクターの接触不良

ABSセンサーとABSコントロールユニットを繋ぐ配線や接続部分に不具合が起こることもABSランプが点灯する原因になります。

四輪に配置されたABSセンサーを一カ所に集めるコネクターがある場合は、このコネクターの部分で接触不良が起こり断線を引き起こすことがあります。

各車輪の内側付近に取り付けられたABSセンサーの配線は、座席の下を通って助手席足元の内張の中あたりにあるコネクターに集まっています。

雨漏れなどによりコネクターに錆が発生して接触不良が起こることがあります。

 

ヒューズ切れ

ABSユニットと繋がるヒューズが飛ぶことでABSが作動しなくなるので、点灯したABSランプが消えない状態になります。

ヒューズとは電気機器を大きな電流から守る安全装置のことで、ABSユニットが大きな電流で壊れる前にヒューズ切れて身代わりになっているのです。

切れたヒューズは新品に交換し点灯したABSランプを故障診断機でリセットするれば警告灯は消えます。

 

足回りの錆や鉄粉でABSランプが点灯

長年乗り続けた車に見られる症状で、頑固にこびり付いた足回りの錆や鉄粉が原因でABSランプが点灯することが希にあります。

ABSセンサーは各車輪の近くに配置されているので、足回りに付着した錆や鉄粉が原因でABSセンサーが誤作動してしまい、その結果ABSランプが点灯することがあるのです。

さらに悪化すると、錆や鉄粉によってABSセンサー故障したり、断線などの接触不良を引き起こす恐れがあるので、小まめに掃除することが大切です。

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ブレーキ警告灯が点灯しているからといって、必ずしも故障しているとは限りません…

 
ABSはブレーキシステムの一部なので、ブレーキ警告灯とABS警告灯の両方が点灯することもあります。

ABSが作動しない状態で車を運転するのは、非常に危険なので、ABSランプが点灯した場合は、できだけ走行を避けて早めに整備工場などで点検・修理を行うようにしましょう。

車の修理の値段は、整備工場によって大きく違うことがあります。

いつも利用している整備工場が、実は高い値段で修理していたというケースも少なくありません。

そのため、複数の整備工場を比較検討することをお勧めします。

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