パワステポンプの異音の原因は?交換費用や故障の症状について紹介!

自動車のパワーステアリングシステムは、快適なハンドル操作をするために必要不可欠な機能です。

パワーステアリングシステムの中でも最も重要な部品がパワステポンプです。

パワステポンプの故障は、異音の発生やパワステ機能低下といった症状が起こる原因になります。

今回の記事では、パワステポンプの異音の原因や、パワステポンプの交換費用の目安について紹介します。

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パワステポンプとは

パワステポンプとは、「パワーステアリングポンプ(power steering pomp)」の略称で、パワーステアリングシステムに組み込まれた油圧を供給するための部品です。

パワーステアリングシステムの主な種類は、「電動式」と「油圧式」の2つがあります。

近年、電動式パワーステアリングシステムを搭載した車が増えていますが、油圧式パワーステアリングシステムを搭載した車には、油圧を供給するためにパワステポンプからサポートが必要になります。

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パワステポンプは、車種によって様々な構造のものがありますが、「ベーン式ポンプ」と呼ばれるタイプが採用されていることが多い。

 

ベーン式ポンプの構造

ベーン式ポンプは楕円形のボディをしていて、その中に円形のローターが入っています。

このローターの周りには「ベーン」と呼ばれる板状の突起物が放射状に付いていて、ローターが回転すると、その遠心力でベーンが外側に移動します。

ローターの軸心が外側に近くなればなるほど吐出量(容積変化)ゼロ(空回転状態)に近くなるので、ローターの軸心ずれをコントロールすることで可変容量化を行っています。

ベーン式ポンプのボディは楕円形になっているので、ローターの回転によって内壁に触れているベーンの隙間の容積が変化します。これの容積変化によって油圧を供給することが可能になるのです。

エンジンの回転数に応じて、吐出量を変化させているので、パワーステアリング機能だけでなく燃費性能も両立させています。

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パワステポンプの異音の原因

パワステポンプから異音が発生する原因は、様々なことが考えられますが、「パワステオイル漏れによる内部の故障」や「ベルトの劣化」などの可能性があります。

ハンドルを左右ロック状態まで大きく切った状態は、パワステポンプがいっきに高温になるので、この状態が続くと劣化の原因になります。

ハンドルを大きく切った状態は数秒程度にとどめておいて、長い間ロックした状態のままにしないように心掛けましょう。

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パワステオイル漏れ

パワステオイルとは、パワーステアリングシステムに使用するオイルのことで、正式名称はパワーステアリングフルードと言います。パワステポンプの中は、このパワステオイルで満たされいます。

パワステポンプから異音が発生する原因で最も多いのが、パワステオイル漏れです。

すでに述べているように、パワステポンプは、内部に組み込まれたローターを回転させて、油圧を発生させます。

パワステオイル漏れによって、ポンプ内のオイルが不足すると、ローターが空回りしてしまうので、内部から異音が発生してしまうのです。

パワステオイル不足の状態は、十分に油圧を発生させることができないため、パワーステアリング機能が低下してハンドル操作が重くなります。

また、オイル不足の状態を放置すると、摩擦によって内部の部品が破損してしまい、再びパワステオイルを補充したとしても、パワステポンプからの異音は止まらないことがあります。

パワステオイル漏れはゴム製のホースに穴が開いてしまうことで起こることが多い。その場合は、パワステポンプとホースの交換が必要です。

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ベルトの劣化

パワステポンプは、エンジン動力を利用して作動しています。エンジン動力は、ゴム製のベルトがかかったクランクプーリーを回転させることで、パワステポンプに伝わっています。

長年ベルトを使用していると、劣化が原因でベルトが滑って「キュルキュル」「キーキー」といった異音が発生することがあります。

パワステオイルは十分に入っているので、ハンドルが重くなることはないのですが、ハンドルを大きく切ると異音が発生し、しばらく車を走らせると異音がなくなるという症状が起こります。

ベルトが劣化していくと、たるみが生じので、張り具合を確認して必要であればベルトを新しいものに交換します。

また、ステアリングのジョイント部分に不具合がある場合も異音が発生することがあります。この場合はスムーズに作動しないので異音に加えて振動が起こることがあります。

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パワステポンプの故障の症状

パワステポンプは、パワーステアリングシステムの心臓とも言える重要な部品です。

そのため、パワステポンプが故障した場合は、オイルの圧力を発生できないため、パワーステアリング機能が失われてしまいます。

その結果、「ハンドル操作が重い」「異音が発生する」などの症状があらわれます。極端にハンドル操作が重くなるため、走行に不具合が生じます。

昔は、パワーステアリング機能が搭載されていない車もありましたが、軽々とハンドル操作ができる現在の車に慣れているので、正確に運転することは困難です。できだけ早く整備工場などで点検・修理を行うようにしましょう。

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パワステポンプの交換費用の目安

車種にもよりますが、新品純正のパワステポンプはおよそ7万円ほどすることがあるので、高額費用になります。

リビルド品であれば、新品の半分くらいの値段が目安です。保証付きのリビルド品を交換することが多い。

パワステポンプを交換する時は、パワステオイルの交換も必要ですが、オイルの費用は単価600円程度です。ホースからオイル漏れしている場合はホースの交換も必要ですが、それほど高額な部品ではありません。

パワステポンプの交換は、内部にオイルが入っているので手間のかかる作業になります。工賃は1万円前後が目安になります。

これらのことを踏まえると、リビルド品のパワステポンプを交換した場合、交換費用は5万円程度が目安になります。

ただし、車種によってリビルド品の値段が変わるので、パワステポンプ自体の値段が高い時は、交換費用も高額になってしまうこともあります。

 
パワステポンプから異音が生じる原因は、今回の記事で紹介した内容以外にも様々なことが考えられます。

ハンドル操作が重い、異音が発生するなどの不具合を感じたら、早めに整備工場などで点検・修理を行うようにしましょう。

車の交換修理の値段は、整備工場によって大きく違うことがあります。

いつも利用している整備工場が、実は高い値段で修理していたというケースも少なくありません。

そのため、複数の整備工場を比較検討することをお勧めします。

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