アッパーマウントの異音!交換費用や寿命の目安は?

自動車の足回りにあるアッパーマウントという部品が劣化すると、異音が発生するばかりか、走行中にガタつきが起こり、乗り心地も悪化することがあります。

アッパーマウントは消耗品なので、適切な時期に交換する必要があります。

今回の記事では、アッパーマウントの交換時期(寿命)や交換費用の目安などを紹介します。

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車のアッパーマウントとは

アッパーマウントとは、自動車のサスペンションの一部の部品で、サスペンションと車体を固定する重要なパーツです。

アッパーマウントには、主にゴムブッシュ式アッパーマウントとピロアッパーマウントの2種類に分けられますが、純正アッパーマウントはゴムブッシュ式が多い。

ゴムブッシュ式アッパーマウントは、金属とゴムでできた部品で、このゴムの部分で衝撃を吸収し、車の乗り心地を良くしています。

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アッパーマウントの役割は、サスペンションを固定するだけではなく、ハンドル操作の応答性や乗り心地を良くするなどの効果があります。

乗り心地の面ではゴムブッシュ式アッパーマウントの方が優秀ですが、ハンドル操作の応答性はピロアッパーマウントの方が優れているので、ピロアッパーマウントはスポーツタイプの車に搭載されていることが多い。

足回りから発生する異音については、ピロアッパーマウントよりもゴムブッシュ式アッパーマウント方が異音が出にくいのですが、ゴム部分の摩耗によって異音やガタつきが生じることがあります。その場合は寿命なので交換が必要です。

アッパーマウントの交換は、基本的に左右両方をセットで交換することが多いので、2個もしくは4個のアッパーマウントを交換することになります。そのため交換費用もやや高額になることが多い。

アッパーマウント-異音-交換費用-寿命-目安-足回り-画像

車のアッパーマウントの働き

自動車のアッパーマウントの主な働きは、「振動の吸収」と「ハンドル操作の応答性」の2つの役割があると言えます。

特に振動を吸収する働きは、走行中の乗り心地に影響するので気になるところです。

 

振動の吸収

走行中の自動車は、足回りに路面からの多くの衝撃を受けています。

その衝撃が車体に伝わること軽減させるために、アッパーマウントは厚いゴムと金属でできています。

サスペンションと車体の間に厚いゴム製のクッションを挟むことで、路面からの衝撃を吸収して振動を軽減する働きがあるのです。

 

ハンドル操作の応答性

路面から受ける圧力は、足回りの部品で最も柔らかいアッパーマウントのゴム部分が、これ以上圧縮できないくらいまで固定されてから、サスペンションに力が伝わり本来の性能を発揮します。

つまり、ゴムブッシュ式アッパーマウントは、このゴムの圧縮する時間だけ応答性が悪くなります。

そのため、スポーツタイプの車高調には、ゴム部品のないピロアッパーマウントが使用されていることが多い。

スポーツタイプのように走り重視ではなく、街乗り重視であれば乗り心地の良いゴムブッシュ式アッパーマウントを使用する方が良いと言えます。

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アッパーマウントの異音の原因

アッパーマウントから生じる異音の原因は、ゴム部品の劣化であることが最も多い。

長年使用していると、ゴム部品の劣化により摩耗や亀裂が発生し、走行中に「ガタガタ」「ギシギシ」といった異音が起こることがあります。

ゴム部品は、サスペンションと車体の間に設置されているので、ゴムがへたれてくると隙間ができてガタつきが生じます。

ゴム部品が組み込まれていないピロアッパーマウントであれば、異音が発生する問題はどうしても起こりやすい。

それに比べてゴムブッシュ式アッパーマウントは、異音が発生しにくい構造になっていますが、絶対に発生しないとは言えません。

たとえば、ゴム部品の劣化以外にも、ベアリングの不具合が原因で異音が発生することもあります。

また、長い間使用したゴム部品は硬くなり、クッション機能が低下して乗り心地が悪化していきます。

硬化したゴム部品は、金属部品との摩擦によって、磨り減ったりヒビ割れたりしやすい。

交換時期を過ぎても、そのまま使用していると、やがてはサスペンションのガタつきを招き、その結果真っ直ぐ走らなくなってしまうこともあります。

アッパーマウントの交換は、特殊な工具が必要になるので、整備工場などに依頼する必要があります。

アッパーマウントやサスペンションの構造は、自動車メーカーによって異なりますが、サスペンションのスプリングの部分を特殊な工具で縮めないと、アッパーマウントを外すことができない構造になっていることが多い。

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アッパーマウントの交換時期(寿命)の目安

アッパーマウントの交換時期は、新車から10年または走行距離10万キロを目安にすると良いでしょう。

急発進急ブレーキなど足回りに負担をかける走行が多い車は、アッパーマウントの寿命がさらに短くなることもあります。

アッパーマウントは消耗品なので、使用状況に応じて劣化が進んでいる場合は、目安の時期よりも早く交換しておくと良いでしょう。

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アッパーマウントの交換費用の目安

アッパーマウント部品代が、1個で7,000~10,000円程度です。

交換工賃が、一カ所で7,000~10,000円程度です。

アッパーマウントの交換は、片方だけ交換するとバランスが悪くなるので、基本的には左右両方を交換することが多い。

ですから、2輪分だけ交換もしくは4輪全部を交換することになります。

アッパーマウントには様々な種類があるので、アッパーマウントの部品代は、車種や使用する部品によって値段が異なります。

特に海外メーカーは高額で部品代が10,000円以上する場合もあります。

また、四輪トータルアライメントを調整することで、さらに工賃が高くなるケースもあります。

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アッパーマウントの交換で得られる効果

ゴムブッシュ式アッパーマウントの最も重要な役割は、路面から受ける振動を吸収し乗り心地を良くすることです。

そのため、古いアッパーマウントから新しいアッパーマウントに交換することで、本来の乗り心地を取り戻す効果が得られます。

クッション機能が低下したアッパーマウントを使用していると、路面から車体にかかる負担を軽減できずに二次的故障を招く可能性もあります。

つまり、適した期間でアッパーマウントを交換することは車を長持ちさせることに繋がるので、定期的に点検を行うことが大切です。

車の交換修理の値段は、整備工場によって大きく違うことがあります。

いつも利用している整備工場が、実は高い値段で修理していたというケースも少なくありません。

そのため、複数の整備工場を比較検討することをお勧めします。

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