車にWi-Fiが設置されていると、動画や音楽などを快適に楽しむことができます。最近では、車内でWi-Fi使うだけに設計された「車載用Wi-Fiルーター」というものがありますが、そもそも「モバイルWi-Fiルーター」を使えば良いのではないかという疑問が浮かんできます。
車にWi-Fiを設置するには「車載用Wi-Fiルーター」と「モバイルWi-Fiルーター」のどっちがいいの?
車載用Wi-Fiルーターは、車内でWi-Fiを使用するために特化した設計になっているので、多くの場合は、モバイルWi-Fiルーターよりも車載用Wi-Fiルーターの方が快適に使えるはずです。
しかし、状況によっては、モバイルWi-Fiルーターの方が使いやすいというケースもあります。
基本的に車載用Wi-Fiルーターは、名前の通り自動車の中でしか使えません。車のエンジン始動によってルーターの電源を確保し、走行することで車内環境を認識してWi-Fiが使えるようになります。
走行後に停車すると、一定時間はWi-Fiを使うことができますが、決められた時間が過ぎると自動的にWi-Fiが使えなくなります。エンジン停止によってもWi-Fiがオフになるので、車内のみで使用する設計になっているのです。
このような基本設計になっていると、停車した状態が続く車中泊では一定時間しか使えないということになります。また、一定時間を越える待ち時間でもWi-Fiがオフになるという可能性もあります。
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これらのことから、いっそのことモバイルWi-Fiルーターで良いのではないかと考える方もいらっしゃると思います。
もちろん、モバイルWi-Fiルーターも車内で使うことができますが、走行中の通信が安定しなかったり、炎天下の車内に置いておくと熱による故障の心配があります。
車載用Wi-Fiルーターは、車内使用を前提として設計されているので、車内温度を気にせず使用することができます。
ですから、仕事や趣味などで普段から車に乗る頻度が高く、車内にWi-Fiルーターを設置しておきたいという方は、車載用Wi-Fiルーターがおすすめです。
車中泊など長時間停車している状態でWi-Fiを使いたいという方は、モバイルWi-Fiルーターの方が便利です。
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おすすめの「車載用Wi-Fiルーター」
この商品は、シュガーソケットから電源をとって使用する車載用Wi-Fiルーターです。本体を車の進行方向に対して水平または垂直に設置して走行すると、車内であることを感知してルーターが作動します。
この車載用Wi-Fiルーターは、走行中と一部停車中のみWi-Fiが利用可能になります。
車を走行させると使用可能になり、その後停車させると60分後にWi-Fiがオフになります。前回の走行時から停車して、再びエンジンをかけると30分はWi-Fiが使えます。
この商品は、車のエンジン始動で電源が入り、エンジンを止めるとWi-Fiもオフになります。一度設置するれば、あとは車内に置いたままで使えます。本体の作動温度は–10℃~60℃なので、車内の厳しい温度変化にも対応できます。
この車載用Wi-Fiルーターを使用するためには、本体価格の他に、docomo回線の契約が必要になります。
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