車の免許を取り立ての方や、しばらく運転していない方などは、車庫入れの際に、ハンドルを何回回したか分からなくなって、予期せぬ方向へ車が進んでしまうことがあります。
そもそも、車のハンドルは一方向へ何回回るものなのでしょうか?回したハンドルは元の位置に戻すことになるので、車庫入れ中にハンドルを真っ直ぐに戻す方法についても確認していきましょう。
車のハンドルは何回回る?
車のハンドルが一方向へ何回回るかは、車種によって微妙に違いますが、一般的な普通車のハンドルは、真っ直ぐの状態から左右いずれかの方向へ約1.7回転し、ハンドルを全切りにすると、タイヤが約30~35度の角度になります。
大まかに言うと、普通車のハンドルは、真っ直ぐの状態から左右いずれかの方向へ2回回らない程度なのだと覚えておくと良いでしょう。左右に何回回ったかは、ハンドルの中央にある各自動車メーカーのロゴマークを目印にすると分かりやすいです。
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ちなみに、トラックなどの大型車は、一般的な普通車よりも多くハンドルが回る仕組みになっています。大型車は、ハンドルが真っ直ぐの状態から左右いずれかの方向へ約2.3回転し、ハンドルを全切りにすると、タイヤが約45度の角度になります。
ハンドルを真っ直ぐに戻す方法
ハンドルを左右いずれかに全切りする
一般的な普通車のハンドルは、左右いずれかの方向へ約1.7回転します。車庫入れ中にハンドルを何回回したか分からなくなった時は、まずはハンドルを左右いずれかに全切りします。
その状態から、ハンドルの中央にある自動車メーカーのロゴが、2回正しい位置になるように回転する、ハンドルを真っ直ぐに戻すことができます。
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アクセルペダルを踏まずに少し動いてみる
車の周りに人や物が無い場合は、アクセルペダルを踏まずに、いつでもブレーキペダルを踏み込める状態で、車を少しだけ動かしてみると、左右のどちらにハンドルを回せば良いのか分かります。
ただし、うっかり動き過ぎて車をぶつけてしまう恐れがあるので、この方法を試す際は、視界が狭い後退時ではなく、車の周りが見渡せる前進時に確認するようにしましょう。
その他にも、最近の車では、車内に設置されているモニターを見ることでタイヤの方向が確認できるものもあります。ですから、車種によっては、すでに装備されている機能を使ってハンドルを真っ直ぐに戻す方法もあります。
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