エンジンがかからない原因は?(ブレーキ硬い・バッテリーマーク点灯・冬の寒い日にキュルキュルなる)車のエンジンがかかりにくい時の対処法を紹介!
ある日、突然、自動車のエンジンがかからないという経験はありません?
エンジンをかけようとしてもキュルキュルなるだけで、なかなかエンジン始動できない。
こんな状況は、温度差のある冬の寒い日に起こりやすい。
または、ブレーキ硬いとエンジンがかかりにくいという意外な原因もあります。
エンジンがかからない原因については、様々なことが考えられますが、頻度の高い代表的な原因について紹介します。
電子キーの電池切れを確認しよう
電子キー(キーレスエントリー)の電池切れ、もしくは電池残量が少ないことが原因でエンジンがかからないことがあります。
電池切れでドアの自動解除ができない場合は、予備のキーを鍵穴に差し込んで手動でドアを開けることができます。
一般的には、電子キーの電池が切れても、ブレーキペダルを踏み込みながら、電子キーをエンジンスタートスイッチに近づけ、エンジンスタートスイッチを押せばエンジンがかかることがあります。
Sponsored Links
ただし、操作方法は車種によって異なります。電子キーをエンジンスタートスイッチに近づけて一定時間以内にスイッチを押さないとエンジンがかからない自動車もあります。
必ず取扱説明書を確認してから試すようにしてください。
ブレーキ硬いとエンジンかからない!?ブレーキペダルを深く踏み込む!
AT(オートマチック・トランスミッション)車の場合、エンジンをかける時には、最初にブレーキペダルを踏み込む必要があります。
新車や車種によっては、ブレーキが硬いことが原因で深く踏み込めずにエンジンがかからないことがあります。
エンジンをかける時に注意しておきたいのが、シフトレバーの位置です。
AT車の場合は、シフトレバーが「P」もしくは「N」に入っていない状態ではエンジンがかかりません。
まずは、シフトレバーの位置を「P」に入れて、ブレーキレバーを踏み込みながら、キーを回す、もしくはエンジンスタートスイッチを押してエンジンを始動させてみましょう。
また、MT(マニュアル・トランスミッション)車は、クラッチペダルを深く踏み込みながらエンジンを始動させましょう。
ハンドルロックを確認しよう!
自動車のハンドルロックがかかっている状態では、エンジンがかからない場合があります。
ハンドルロックは、自動車の盗難対策機能のことです。キーを抜いた状態でハンドルを回すとロックがかかり、一定の範囲以上は回らなくなります。
ハンドルロックを解除する対処法は、キーを鍵穴に差し込み回しながら、ハンドル軽く左右に動かすと解除することができます。
エンジンスタートスイッチの場合も、ハンドルを軽く左右に動かしながらエンジンスタートスイッチを押すと、ハンドルロックを解除することができます。
Sponsored Links
ガス欠
電気自動車は問題ありませんが、一般的に自動車はガソリンが入っていないエンジンがかかりません。
これの原因は当たり前のことなのですが、日々忙しく生活していると、うっかりガソリンを入れ忘れてしまうことがあります。
バッテリー上がり
ライトの消し忘れや長期間エンジンを始動していないと、バッテリーが上げってしまうことが原因でエンジンがかからないことがあります。
バッテリー上がりの対処法は、他の自動車から電気を一時的に分けてもらうことでエンジンを始動することができます。
この場合は、「ブースターケーブル」と呼ばれる2本(赤黒+-)の専用のコードが必要です。
ブースターケーブルを常備しておくと便利ですが、作業に慣れていない方は、近くのガソリンスタンドや整備工場のスタッフに助けを求めると良いでしょう。
ただし、バッテリーの寿命が近づいていることが原因でバッテリー上がりがあった場合は、他の車から電気を分けてもらって一時的にエンジンが始動しても、再びエンジンがかからなくなることがあります。
その場合は、新しいバッテリーに交換する必要があります。
または、普段からバッテリーマークを確認することが重要です。
バッテリーマークとは、別名バッテリー警告灯とも呼ばれ、自動車に流れる電圧が一定基準より下回る時に点灯します。
バッテリーマークが点灯した場合は、何らかの故障が原因になってること多いので、ディーラーや整備スタッフなどに相談することをお勧めします。
冬の寒い日にエンジンがかからない!?
冬場の寒い日にエンジンがキュルキュルとなるだけで、なかなかエンジン始動しないという経験はありませんか?
実は、季節の温度による影響で、バッテリーに負担がかかることがあります。
たとえば、夏場に雨が降っていて夜間渋滞の状況では、エアコン、ワイパー、ヘッドライト、カーナビ、オーディオなどを同時に使用することでバッテリーが酷使されることがあります。
さらには、渋滞でブレーキランプも頻繁に点灯するのでバッテリーの消耗が進みます。
その弱まったバッテリーで冬場の寒い日にヒーターをガンガンかけていると、さらにバッテリーが消耗して、ある日突然、エンジンがかからないという状態になるのです。
冬には、バッテリー液の温度が下がることで、バッテリーの機能が低下します。
バッテリーの寿命が近いものやメンテナンス不足が原因で、エンジンがかからない場合があります。
自動車のドアの鍵が開かない、エンジン始動時に鍵が回らない、エンジンを停止した後に鍵が抜けないなど、様々な鍵のトラブルがあります。
スマートキーの電池切れが原因でドアの鍵が開かないのであれば、電池交換をするだけで解決できますが、ドアに何らか故障がある場合は修理が必要です…
エンジンがかからない原因については、今回の記事で紹介した内容以外にも様々なことが考えられます。
異常がある場合は、早めに整備工場などで点検を行うようにしましょう。
車の修理の値段は、整備工場によって大きく違うことがあります。
いつも利用している整備工場が、実は高い値段で修理していたというケースも少なくありません。
そのため、複数の整備工場を比較検討することをお勧めします。
エンジンがかからない原因は?(ブレーキ硬い・バッテリーマーク点灯・冬の寒い日にキュルキュルなる)車のエンジンがかかりにくい時の対処法を紹介!
標準車(充電制御車)用ブルーバッテリー
Sponsored Links
おすすめの記事
車のフロントガラスが夏曇る・冬凍る!雨天は内側!凍結は外側をカバーする防止や対処方法を紹介!
エンジンオイルの交換時期の目安は軽自動車も同じでいいの?交換しないとどうなる?
シートベルトの故障の原因は?(ベルトが戻らない・バックルがロックして外れない)子供のチャイルドシートは何歳まで使う?