車のコンプレッサーの異音・動かない原因は?交換が必要な故障の症状やコンプレッサーオイル不足について紹介!

車のコンプレッサーの異音・動かない原因は?交換が必要な故障の症状やコンプレッサーオイル不足について紹介!

自動車のエアコンの冷えが悪くなった時に、考えられる原因はいろいろありますが、その1つにコンプレッサーの故障が挙げられます。

今回の記事では、コンプレッサーから発生する異音や、コンプレッサーが動かない原因について紹介します。

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車のコンプレッサーとは

自動車のコンプレッサーとは、エアコン・システムを構成している部品の1つで、「圧縮機」のことをコンプレッサーと言います。

車のエアコンから冷たい風が出る仕組みは、液体が蒸発して気体に変わる時に、熱を奪って温度が下がるという原理を利用したものです。

エアコン・システムの内部には液体(冷媒)が循環されていて、その液体が気体に変わり、再び液体に戻るという繰り返しで、絶えず冷たい風が作られています。

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気体を圧縮すると液体に変わりやすいため、圧縮機のコンプレッサーが必要になるのです。

一般的に、内部を循環している冷媒のことを「エアコンガス」と言います。

コンプレッサーで圧縮されたエアコンガスは、コンデンサーに送られ冷却されて、さらに液化が進みます。

冷えた液体になったエアコンガスをエキスパンションバルブという小さなノズルから一気に噴射して気化します。

車のコンプレッサーが動かないとどうなる?

故障などが原因でコンプレッサーが動かないと、エアコンガスを気体から液体に変化させる働きが正常に機能しないため、エアコンが冷えない状態が続きます。

エアコンの冷えが悪い場合は、コンプレッサーとコンデンサーが正常に機能しているかを点検する必要があります。

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エアコンガスが不足するとコンプレッサーが動かない

コンプレッサーが動かない原因として最も多いのが、エアコンガスの不足です。

エアコンガスは、自然に減っていくものですが、ガス漏れが原因で不足している可能性もあります。

エアコンガスの交換の目安は、5年です。(年間およそ5mlで自然消失)

エアコンガスの交換期間は、車の使用状況によって異なるため、正常に機能させるためには、定期的に点検することと、エアコンガスの補充が必要です。

その他にも、コンプレッサーが動かない原因については、様々なことが考えられます。

たとえば、何らかの原因でエンジンの動力をコンプレッサーに伝えられないという機械的なトラブルや、センサーによる制御に不具合が起きている可能性も考えられます。

コンプレッサーが動かない場合は、速やかに整備工場などに点検を依頼すると良いでしょう。

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コンプレッサーオイルの不足によるコンプレッサーの故障

コンプレッサーオイルとは、冷凍機油のことで、エアコンガスと一緒にエアコンシステム内部を循環しています。

何らかの原因でエアコンガスが漏れてしまった場合は、ガスと一緒にコンプレッサーオイルも抜けてしまうことがあります。

コンプレッサーオイルが不足すると、コンプレッサーが正常に動かないため、エアコンが効かないことがあります。

エアコンガスとコンプレッサーオイルが漏れて不足した状態は、コンプレッサーの焼き付きを起こす原因になることがあります。

一口にコンプレッサーと言っても、自動車のコンプレッサーには、様々な種類(ピストン式、スクロール式、ベーン式など)があり、それに使用するコンプレッサーオイルもいろいろなタイプがあります。

車のエアコンが冷えないと感じたら、整備工場などで点検を行うようにしましょう。

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コンプレッサーの種類

コンプレッサーの主な種類は、「ピストン式」「スクロール式」「ベーン式」です。

どの種類もエンジン動力を利用して可動し、エアコンガスの吸入⇒圧縮⇒吐出を行います。

 

ピストン式

ピストン式とは、エンジンからの動力を利用して、コンプレッサー内のピストンが往復運動を繰り返すことで、エアコンガスの圧縮を行うタイプです。

ピストン式は、エンジン動力を効率よく活用した、とてもバランスの性能をもっているので、軽自動車やコンパクトカー、大型車など、幅広い車種に採用されています。

 

スクロール式

スクロール式とは、渦巻き状の形をした可動スクロールと固定スクロールを一対とし、旋回運動を行うことで内部で仕切られた空間の容積が広くなったり狭くなったりすることで、エアコンガスの圧縮を行うタイプです。

可動スクロールが旋回運動を行う範囲が狭いため静粛性に優れているコンプレッサーです。

スクロール式は、狭いスペースでも配置することが可能なので、軽自動車やコンパクトカーなどに多く採用されています。

 

ベーン式

ベーン式は、ひだのような形状のベーンが複数ついた部品が、コンプレッサー内を回転することで、エアコンガスの圧縮を行うタイプです。

ベーンは周辺の壁に押し当てるように空間を仕切り、それぞれの空間にエアコンガスが含まれ、回転とともに圧縮されていきます。

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車のコンプレッサーから発生する異音の原因

コンプレッサーの異音の原因については、様々なことが考えられますが、最も多く見られる原因は、コンプレッサー内部の破損や摩耗によって異音が発生しているという症状です。

コンプレッサーの種類は、ピストン式、スクロール式、ベーン式など構造が異なりますが、内部の部品が絶えず動くことでエアコンガスを圧縮するという点では同じです。

ピストン式はコンプレッサー内で往復運動を繰り返し、スクロール式は渦巻き状の部品が旋回運動を行い、ベーン式は円形の部品の周りに複数のひだが付いたものが回転運動をします。

このようにコンプレッサー内で激しい運動を繰り返すことで、内部部品の破損や摩耗を招き、異音が発生することがあります。

車のコンプレッサーから異音が発生している場合は、コンプレッサーの機能も低下していることが多く、エアコンガスの圧縮不良から冷房の冷えが悪くなることがあります。

コンプレッサーは、エンジンの動力を利用して動いているので、エンジンのすぐ横に設置していることが多い。

そのため、エンジンから異音が発生していると感じることもあります。

コンプレッサーの内部部品の摩耗が原因で異音が発生し、エアコンも効かないという場合は、コンプレッサーの交換が必要になります。

エアコンシステムは、コンプレッサーやコンデンサー、エバポレーターなどの複数の部品の中をエアコンガスが循環しているので、コンプレッサーの故障だけではなく、エアコンシステムの全ての部品に故障がないか点検する必要があります。

エアコンシステムの状況によっては、部品の交換や洗浄などを行う必要があります。

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自動車のコンプレッサーから異音が発生する、またはコンプレッサーが動かない時に考えられる原因については、今回の記事で紹介した内容以外にも様々なことがあります。

車のエアコンシステムに不具合を感じたら、整備工場などで点検・修理を依頼するようにしましょう。

車の修理の値段は、整備工場によって大きく違うことがあります。

いつも利用している整備工場が、実は高い値段で修理していたというケースも少なくありません。

そのため、複数の整備工場を比較検討することをお勧めします。

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