車のテールランプが割れた場合は、カバーが割れたままでは車検に通らないので、新しいものと交換する必要があります。今回は、LEDテールランプの交換費用の目安について紹介します。
車のテールランプが割れた！交換費用の目安は？
車は走行中に前方から小石などが当たる可能性が高いので、フロントにあるヘッドライトカバーには、ポリカーボネートという強化プラスティックが使用されています。ポリカーボネートの耐衝撃性はガラスの250倍以上もあります。
しかし、車の後方からは小石が当たる可能性が低いため、テールランプカバーにはアクリル樹脂（PMMA）が使われていることが多いです。このアクリル樹脂は車内のメーターカバーに使われているものと同じです。
ですから、車の車庫入れに失敗して、テールランプカバーをちょっとぶつけただけでも、傷付いたり割れたりすることがよくあります。
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車のテールランプが割れたら、新しいものと交換する必要があるのですが、LEDのテールランプの場合はユニットごと交換することになるので、部品代がそれなりにかかります。部品代は車種によって大きく異なりますが、LEDのテールランプユニット1個の部品代は、17,000～20,000円くらいが費用の目安です。
中古のLEDテールランプユニットでしたら、状態の良いので10,000～15,000円くらいです。もっと安い中古品もあると思いますが、使い古して安いものは寿命が短いので、結局また交換することになりかねないです。
工賃は、2,000円～4,000円くらいが費用の目安です。車種によってはリアバンパーを外さないと、割れたテールランプを取り外すことができないものもあります。
中古のテールランプを使ったとして、部品代と工賃を合計した交換費用は12,000～19,000円くらいが目安になります。
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テールランプカバーが割れたままでは車検に通らない
テールランプが点灯しない状態では、違反になるので道路を走行することができません。（違反点数は1点、普通車の反則金は7,000円）当然ですが、テールランプカバーが割れたままでは車検に通りません。
車を雨ざらしで駐車している場合は、テールランプカバーを割れたままにしておくと、雨が入り込んで電装系のトラブルを引き起こす恐れがあるので注意が必要です。
整備工場などで修理するまでは、割れたテールランプカバーの部分をビニールテープなどで応急処置をして、雨が入り込まないようにしておくと良いでしょう。
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