エンジンマウント交換の効果は振動・異音の軽減!交換時期や劣化について紹介!

エンジンマウント交換の効果は振動・異音の軽減!交換時期や劣化について紹介!

エンジンマウントは、重いエンジンを支えている重要な部品です。

この部品が劣化すると、エンジンの振動がダイレクトに車内に伝わり、乗り心地が悪くなるばかりか、エンジンと周辺の部品がぶつかり合うことで異音が発生する可能性もあります。

今回の記事では、エンジンマウント交換による効果や交換時期の目安などを紹介します。

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エンジンマウントとは

自動車のエンジンは、エンジンルームに組み込む時に、3カ所もしくは4カ所を連結する部品を使って支えられています。

この連結部品のことをエンジンマウントと言います。

多くの場合がエンジンを3カ所で支える3点式エンジンマウントがほとんどですが、車種によっては4カ所で支える4点式エンジンマウントもあります。

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3点式はエンジンが縦置きの場合が多く、4点式はエンジンが横置きの場合が多い。

エンジンマウントの種類は、様々なものがあり、その機能もどんどん向上しています。

以前は、簡単な連結部品で支えていましたが、現在では内部に液体を入れたものや、コンピュータ制御されたものなど、いろいろな種類があります。

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エンジンマウントの役割と効果

エンジンマウントの主な役割は次の3つです。

①エンジンを支える。
②エンジンの振動が車体に伝わるのを軽減する。
③走行中に外部からの振動からエンジンを守る。

エンジンマウントの役割は、エンジンの重さを支えるだけではなく、エンジンによって生じた振動を車体に伝わりにくくするために、結合部品であるエンジンマウントで振動を吸収し軽減する効果があります。

車のエンジンを始動させると、絶えず激しいピストン運動で周囲に振動が伝わる恐れがあります。

エンジンマウントは、この振動を事前に吸収することで、快適な車内を守っているのです。

また、エンジンマウントは、エンジン本体を外部の衝撃から守る役割もあります。

走行中に路面から受ける衝撃をエンジンまで伝わりにくくするために、事前に結合部分のエンジンマウントで衝撃を吸収し軽減する効果があります。

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電子制御式エンジンマウント

以前のエンジンマウントは、ゴムの弾力性を利用して振動を吸収するものでしたが、現在はエンジンマウントの内部に液体を入れて防振性能を向上させる液体封入式エンジンマウントが登場するなど技術的に進歩しています。

さらには、エンジンマウント内部に入った液体の圧力をコンピュータ制御で変化させる「電子制御式エンジンマウント(アクティブエンジンマウント)」という高性能な車種も登場しています。

電子制御式エンジンマウントの仕組みは、エンジンの振動が車体に伝わろうとすると、センサーがその振動を感知してコントロールユニットに伝えます。

すると、コントロールユニットの働きで、エンジンからの振動を打ち消すために必要な液圧に変化させて、瞬時に振動を軽減させています。

エンジンマウント内部に入れられた液体の移動による流体抵抗の効果を利用して、振動を打ち消しているので、液体が移動する空間を狭くすると振動を打ち消す力が高くなります。

電子制御でバルブを開閉することで、流体経路を狭くしたり広くしたりしています。

ですから、車の走行中は振動が大きくなるので自動的にバルブを閉めて液圧を高め減衰力を強くしています。

一方、停止中のアイドリング時には、バルブを開けて流体経路を広くして適切な低い減衰力になるように調節しています。

エンジンマウントの交換時期

エンジンマウントにかかる負担は、普段からの運転状況によって異なるため、交換時期について明確に示すことは難しいのですが、メーカーでは約10年もしくは10万キロの使用を想定しているので、これらを目安に交換を考えると良い言われています。

ただし、急発進・急停車を繰り返すような荒い運転を行っている場合は、エンジンマウントに負担をかけてしまい、劣化を早める原因になるので、もっと早く交換しなくてはいけないケースもあります。

エンジンマウントに異常が起こると、異音や振動が発生し、乗り心地に大きく影響します。

車の異音や振動が、エンジンマウントの交換時期のサインかもしれません。

このような不具合を感じたら、エンジンマウントの状態によっては年数や走行距離が目安に達していなくても交換が必要な場合もあります。

エンジンマウントのゴム部分は消耗品でもあるので、基本的に新品交換になります。

そして、一般的な車両にはエンジンマウントが3つ、もしくは4つあるので、全部同時に交換すると、費用はどうしても高めになります。

エンジンマウントの状態によって、いくつ交換するのかは、整備工場のスタッフに相談すると良いでしょう。

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エンジンマウントの劣化による振動と異音

エンジンマウントの劣化は、車の乗り心地に大きく影響します。

エンジンマウントに不具合が生じると、アクセルを踏み込んで加速しようとすると、エンジンの動きを上手く支えられずに、周辺の部品に接触して異音が発生する場合もあります。

もともとあったエンジンの位置から動いてしまうと、周辺の機器にぶつかって破損してしまう可能性もあります。

また、エンジンの振動によって発生した異音が車内に響いてしまうケースもあります。

長年エンジンを使っていると、エンジンから発生した熱や振動によって、エンジンマウントが徐々にダメージを受けていきます。

長い間使用したゴム製品の硬化やヒビ割れは避けられない。

特に加速を繰り返すスポーツ車ような走行をしていると、エンジンマウントに大きな負担がかかるので、走行距離が5万キロを過ぎたら、エンジンマウントの状態を確認して、状況によっては交換を検討すると良いでしょう。

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後ろ側のエンジンマウントが劣化しやすい

エンジンマウントの多くは、3カ所でエンジンを支える3点式エンジンマウントです。

支えている位置は、エンジンの左右に1つずつと、エンジンの後ろ側(リア側)に1つあります。

3つのうち特にエンジンの後ろ側にあるエンジンマウントが傷みやすい。

また、この後ろ側のマウントが劣化すると、走行中に前進・後退する際にエンジンが前後に動いてしまい、左右のマウントも傷みやすくなります。

エンジンマウントのゴム部品は消耗品なので、全部同時に交換することが望ましいのですが、基本的に新品交換になるので、費用面から考えて最も痛みのある後ろ側のマウントだけを交換するケースも少なくありません。

ただし、エンジンマウントは、エンジンを支える重要な部品なので、大きな問題を起こす可能性がある場合は、事前に全部同時に交換する必要があります。

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車の異音や振動の原因については、エンジンマウントの劣化以外にも様々なことが考えられます。

不具合を感じたら、整備工場などで点検を受けるようにしましょう。

車の修理の値段は、整備工場によって大きく違うことがあります。

いつも利用している整備工場が、実は高い値段で修理していたというケースも少なくありません。

そのため、複数の整備工場を比較検討することをお勧めします。

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