最近よく見掛けるようになったリアワイパーを外している車。あれは何のために外しているのでしょうか？今回は、車のリアワイパーを外す理由と、リアワイパーレスで車検に通るのかについて解説していきます。
車のリアワイパーを外す理由
車のリアワイパーを外す理由は、個人の趣味嗜好によるところが大きいです。単にリアワイパーを使わないから外すという人もいれば、リアワイパーを外した方が、見た目がスッキリしてかっこいいからという理由で外す人もいます。
車のリアワイパーを外すという行為は、ある種の流行のようなもので、1990年代くらいから見られるようになりました。中には、個人的な目的があって、車のリアワイパーを外している方もいらっしゃると思いますが、その多くは、不要だとか見た目の理由でリアワイパーを外して、気軽にカスタマイズを楽しんでいることがほとんどです。
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車種にもよりますが、車のリアワイパーはナットで固定した上にカバーで覆っているだけなので、容易に取り外すことができます。この手軽さが、ここまで流行した理由の１つになっていると思われます。
リアワイパーを取り外した後は、シャフトが剥き出しになってしまうので、ここに被せる保護キャップがカー用品として販売されています。リアワイパーキャップは、クリスタルでデコレーションされたものなど、装飾性の高いアイテムが多く、車のドレスアップに一役買っています。
リアワイパーキャップ
リアワイパーレスで車検は通るの？
車のワイパーの有無は、道路輸送車両の保安基準により定められていますが、その内容はフロントワイパーのみであって、リアワイパーについては定められていません。
ですから、車のフロントワイパーは絶対に必要ですけど、リアワイパーはあってもなくても良いということになっています。車種によっては、初めからリアワイパーレスになっている車もあるくらいです。
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ただし、リアワイパーを取り外した後にシャフトが剥き出しになっていると、危険な突起物と認識されるので、この状態では車検は通りません。
リアワイパーキャップをつければ車検に通る可能性は高いのですが、車検の判断は検査官の解釈によって左右されることもあるので、リアワイパーキャップを被せていたとしても、露骨に飛び出していると車検に通らないという事例が報告されています。
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