自動車のワイパーが動かない、または動いたワイパーが止まらない原因については、様々なことが考えられますが、今回は可能性の高い原因をいくつか紹介します。ワイパーのスイッチがOFFなのに勝手に動くこともあるので、ワイパーの誤作動がある場合は、できるだけ早く整備工場やディーラーなどで、点検・修理を行うようにしましょう。
車のワイパーが動かない原因
車のワイパーが動かない時に考えられる主な原因は、「モーターの故障」「スイッチの接触不良」「断線」「フューズ切れ」などが挙げられます。
その中でも可能性が高いのは「モーターの故障」と「スイッチの接触不良」です。電装系に弱い海外の車はともかく、国産車が何の理由もなく断線することは少ないですし、電装系をいじらない限り、突然フューズ切れになることも考えにくいです。
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長年乗っている車は、ワイパーのLOWモードだけ動かなくなることがよくあります。車種によってワイパーが動く仕組みは異なりますが、ワイパーが速く動くHIモードと、ゆっくり動くLOWモードでは電気回路が違うことがあります。
車のワイパーはHIモードよりもLOWモードの方が使う頻度が高いので、LOWモードの電気回路だけに寿命がきて、突然動かなくなることがあるのです。
モーターの故障やスイッチの接触不良が原因でワイパーが動かない場合は、故障している部品の交換になります。これらは決して安い部品ではないですし、交換作業も手間がかかるので工賃もそれなりにかかります。
修理の費用は、依頼する業者や車種によって異なりますが、国産車で新しいモーターに交換する場合は、30,000円前後が目安で、スイッチの交換は25,000円前後が目安です。
車のワイパーが止まらない原因!OFFなのに勝手に動く時は?
ワイパースイッチの接触不良が起きていると、スイッチの切り替えが上手くいかずにワイパーが止まらないことがあります。
国産車であれば、大抵はエンジンを停止するとワイパーも止まります。再びエンジンをかけると、ワイパーのスイッチがOFFなのに勝手に動くことなります。
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スイッチの接触不良の修理は、ワイパーやウインカーの機能が組み込まれているレバースイッチそのものを交換しなくてはいけないので、純正部品はそれなりにお値段がかかります。
国産車で新しいスイッチに交換する場合は、25,000円前後が修理費用の目安ですが、高級車の純正部品は高額なので、それ以上の費用がかかることもあります。
ワイパー替えゴム
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