ある日突然バッテリー上がりでエンジンがかからなくなった経験はありませんか?
車のバッテリー交換の目安は、約2年と言われていますが、使用状況によって大きく変わります。まだ大丈夫だろうと軽く考えていると、知らず知らずのうちにバッテリーが消耗し、バッテリー上がりを引き起こすことがあります。
バッテリー上がりは、車のトラブルのなかでも比較的起こりやすい。その原因のひとつとして、バッテリーの消耗は目で見て分からないので、タイヤ交換のように適切に判断することが難しいことが考えられます。
今回の記事で紹介するカー用品は、バッテリーの劣化状況を目視できるというアイテムです。価格もそれほど高くはないので、一度試してみる価値はあると思います。
バッテリー寿命が分かるカー用品
この商品は、バッテリー新品時に同時に取り付けることで、新品時の特性を基準として記憶し、それと比較することでバッテリーの劣化を判定するというアイテムです。
エンジン始動性能を、LEDランプで5段階表示することで、バッテリーの状態をお知らせします。また、ライトなどのスイッチ類の切り忘れによるバッテリーの無駄な放電を検知し、充電が必要なことも分かります。
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バッテリーが弱まっている原因が、車両の充電系統の故障の場合もあります。そんな場合もバッテリーの異常を早めに知られてくれるので車両の点検もスムーズに行えます。
通常は、バッテリーの消耗状態は分かりにくいものなので、ガソリンスタンドなどのスタッフに勧められるままに、早過ぎる無駄な交換をしているケースもあります。この商品を装着しておくと、バッテリーの正確な寿命を判定できるので、無駄な交換を防ぎ、バッテリーを使い切るエコに繋がります。
コンピュータ演算とメモリー内臓で従来の商品にない高性能判定が可能になっています。
バッテリーの充電不足や車両の充電系統の故障をいち早く検知してくれる便利な商品ですが、使用する際にいくつか注意点があります。
この商品は、バッテリーの新品時に同時取り付けとなります。一度使用した商品は、他のバッテリー、車両への再使用はできません。対応車種は、12V仕様車(一般車、アイドリングストップ車、ディーゼル車、業務車)バッテリー2個搭載車は対象外となります。車内で寿命を確認する場合は、別売りの車内モニターが必要になります。
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バッテリーを長持ちさせる使用条件
バッテリーメーカーが保証期間としている2年の交換目安は、バッテリーを酷使する使用条件であっても、新品のバッテリーであればこれくらいはもつだろうと考えている期間です。つまり、車のバッテリーにとって理想的な使用条件であれば、もう少し長持ちすることもあるのです。
バッテリーにとって良い使用条件は、毎日、走行距離20㎞程度を走行するような走り方です。ある程度の距離を毎日連続して走行する使用条件がバッテリーにとって理想的と言えます。
できれば、渋滞を避けて、オルタネーターの充電効率の高い2000~3000回転くらいのエンジン回転数を維持するような走り方が最適です。走行距離20㎞程度を目安にする、毎日、郊外などのある程度の距離を車で通勤するような走り方がバッテリーの寿命を伸ばす使い方と言えます。
それとは逆に、走行距離が短かったり、エンジンをかける頻度が少なかったりすると、バッテリーの寿命が短くなってしまいます。また、渋滞などでアイドリングしている状態の時に、エアコンやコンポなどの同時使用でバッテリーに負担をかけることも、バッテリーの寿命を短くする原因になるので注意が必要です。
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