車のバンパーが外れた・割れた時の修理方法!フロントバンパーとリアバンパーが外れそうな状態を放置しない!

車のバンパーが外れた・割れた時の修理方法!フロントバンパーとリアバンパーが外れそうな状態を放置しない!

自動車のバンパーの素材は、硬い金属製から弾力のある樹脂製のものに替わってきています。

これは、誤って歩行者と接触してしまった際に、衝撃を軽減することが目的です。

そのため車のバンパーは、意図的に壊れやすい素材で作られているので、縁石などにひっかけてバンパーが外れたり割れたりすることは少なくありません。

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車のバンパーの役割

バンパーは、自動車の前後に1つずつ付けられているパーツで、前方に取り付けられているのを「フロントバンパー」と言い、後方に取り付けられているのを「リアバンパー」と言います。

バンパーは、車の最も目立つ場所に設置してあり、デザイン性も高いことから飾り付けのように思われがちですが、実は車にとって重要な役割を担っています。

フロントバンパー

最近の車は、車体の前方にエンジンを搭載したFF車(前輪駆動)が主流です。

フロントバンパーは、エンジンをはじめとする重要な部品を保護する役割があります。

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フロントバンパーには、大きな衝撃から車体を守るほど頑丈な素材でできてはいませんが、真っ先にフロントバンパーが障害物と触れることで早めに判断ができ、ボディの破損を回避することに役立ちます。

自動車は、主に前方走行しているので、最先端にあるフロントバンパーは、車体の安全のために重要なパーツだと言えます。

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リアバンパー

車の後方走行は見えにくいこともあり、誤って衝突してしまうことがあります。

そんな時に車体と搭乗者を守る役割があるのがリアバンパーです。

リアバンパーもフロントバンパーと同様に、大きな衝撃に耐えられるほど丈夫な素材でできていないので、割れたり擦り傷ができたりすることもありますが、ボディよりも先にリアバンパーが触れることで、判断が早まり車体の破損を防ぐ効果も期待できます。

後続車からの衝突やバックでの車庫入れなど、車の後方は見えにくく運転しにくくため、リアバンパーによる車体の保護は重要な役割と言えます。

車-バンパー-外れた-割れ-修理-フロントバンパー-リアバンパー-外れそう-放置-後方-画像

バンパーはボディを保護するカバーのようなもの

本来、バンパーの役割は、ボディに傷がつかないように保護するためのカバーにすぎない。

カバーに傷がつくのは当たり前だから、海外ではバンパーの傷は気にしないという人が多いと言われています。

ところが、日本ではバンパーの傷を気にする人が多い。

その理由としては、最近の車のバンパーはデザイン性に優れているものが多く見られるので、バンパーをただのカバーや緩衝装置として考えにくいのではないだろうか。

デザイン性豊かな車は、バンパーに限らず、全てのパーツが美しく形状をしているので、傷を気にするのも当然なのかもしれません。

なかには、美しい形状でデザイン性に優れているだけではなく、空気抵抗を考えて燃費を良くする効果も期待でいるものも開発されています。

 

歩行者を保護する役割

車の運転中に誤って歩行者と接触してしまった場合、バンパーの役割は、車体を保護すると同時に歩行者への衝撃を軽減させる働きもあります。

昔のバンパーの素材は硬いスチール製でしたが、現在は程よく弾力性があるポリプロピレン(樹脂製)という素材でできています。

バンパーの素材を弾力のあるものに変えることで、衝撃を吸収しやすく、ぶつかった時のショックを緩和させる効果が期待できます。

ただし、バンパーの効果は軽い衝撃の時だけに限定するもので、勢いよく衝突した大きな衝撃に対しては十分に効果を発揮できるものではありません。

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車のバンパーは外れたり割れたりしやすい

自動車のバンパーの素材は、誤って歩行者と接触してしまった時のために、あえて衝撃によって変形しやすい弾力のある樹脂製の素材を使用しています。

そのため、ちょっと縁石でこすったりしただけで、フロントバンパーが外れたり、割れたりすることが多い。

また、バンパーはとても大きなパーツのわりには、固定されている場所が少なく、数カ所ネジ止めされていたり、クリップで挟み込んでいたりするだけなので、ちょっとした衝撃でバンパーがずれてしまうことも少なくありません。

特に、車のボディとバンパーを付けるためのクリップを差し込むタイプのものは、外れたりグラついたりしやすい。

バンパーがグラついている状態は、走行中にバンパーが外れ落ちてしまう危険性があるので、大参事になる前に修理しておく必要があります。

走行中にフロントバンパーが外れた場合は、外れ落ちたバンパーの上を前輪が乗り上げてしまうことになります。

この状態では、ハンドル操作が上手くできないばかりか、ブレーキの効きも悪くなるので非常に危険です。

さらには、外れたバンパーを車輪で跳ね上げてしまった場合は、周辺を走っている他の車両に当たる危険性もあります。

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バンパーの固定部分の破損

車のバンパーが外れた原因については、様々ことが考えられますが、最も多い原因はバンパーの固定部分の破損です。

車種によって、バンパーの固定方法はいろいろあり、クリップで差し込むタイプや、フックで止めるタイプなどがあります。

いずれにせよ、固定部分がバンパー全体と同様に樹脂製の素材でできていると、衝撃によって破損しやすい。

クリップやフックなど、バンパーの固定部分の破損の程度にもよりますが、多くの場合はバンパー自体の交換ではなく固定部分だけの修理になります。

ただし、バンパーの固定部分だけを修理できるかどうかは、依頼する整備工場の技術力によって左右されるところがあるので、複数の整備工場で見積もりをだしてもらって検討するほうが賢いと言えます。

バンパーの破損が酷く、バンパー自体を交換するにしても、丁度良い中古品が見付かれば修理代が安くなる場合もあります。

 

クリップを差し込むタイプは外れやすい

車種によっては、ボディとバンパーを繋ぐためのクリップを差し込むかたちで固定するタイプがあります。

クリップを上方向に強く押し込むと、内部でハマり、バンパー固定されるのですが、この接続部分が破損していると、たとえクリップがハマって一時的に固定されたとしても、また何かの振動で再びバンパーが外れてしまうことが多い。

クリップの接続部分は、車の側面付近にあることが多く、この部分が外れるとバンパーが左右どちらか片方だけに、外れ落ちてしまう危険性があります。

外れたクリップを再び差し込み、念のため補強用テープで固定したとしても、これはあくまで応急処置に過ぎないので、早めに整備工場などで適切な修理を行う必要があります。

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バンパーが割れた時の修理

バンパーが割れてしまった場合は、割れの程度にもよりますが、割れた部分を溶かして溶接する修理方法があります。

バンパーは底の面が割れやすいので、この部分であれば溶接してからきれいに塗装すれば、それほど目立たない。

ただし、割れたバンパーの溶接や板金、塗装などをするよりも、中古のバンパーを付けた方が修理代が安くなる場合もあるので、整備工場のスタッフに修理内容や費用について相談してから判断すると良いでしょう。

バンパーが割れてしまった場合は、溶接や塗装など手間がかかったり、バンパーの交換が必要な時もあるので、バンパーが外れた時の修理と比べて費用がかかる可能性があります。

新しいバンパーに交換するだけの修理であれば、どこの整備工場でもそれほど変わりがないと思いますが、バンパー外れの場合に行う固定部分の修理や、バンパー割れの場合に行う溶接・塗装などは、各整備工場によって仕上がりや修理代が異なる可能性があります。

いつも利用している整備工場が、実は高い値段で修理していたというケースも少なくありません。

そのため、複数の整備工場を比較検討することをお勧めします。

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リアバンパー(ハイエース200系1型~7型標準ボディ用)

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