車内でお湯を沸かすアイテムの車用電気ポットや車用電気ケトルは、まだまだ改良の余地がある当たり外れが大きいカー用品です。
購入後、いざ使ってみると、「お湯の温度が低い」「お湯にプラスチック臭がある」「過剰な熱でソケットに負担がかかる」など、ガッカリしてしまうことが少なくありません。
とはいえ、車用電気ポットでお湯を沸かすことができれば、車内で温かいコーヒーを飲んだり、カップ麺を食べたりと、車中泊などで便利なアイテムであることには間違いありません。
今回は、おすすめの車用電気ポットや、車用電気ポットを選ぶポイントについて紹介していきます。
車用電気ポットを選ぶポイント
プラスチック素材に要注意
いわゆるケトルタイプのものに多いのですが、プラスチック製のパーツを広範囲に使っていると、沸かしたお湯にプラスチックの臭いが移ってしまうことがあります。プラスチック臭のあるコーヒーやカップ麺を口に入れるのは不快でしかないので、このような商品は避けた方が無難です。
プラスチック製のパーツは注ぎ口や取っ手などに使われる程度で、全体的にステンレス製のパーツを使ったポットタイプのものを選ぶと良いでしょう。ステンレス製の電気ポットは、プラスチック製のパーツの多いケトルタイプと比べて、やや高額(5千円前後)になってしまいますが、プラスチック臭があって使えないのでは意味がないので、ステンレス製の電気ポットをおすすめします。
Sponsored Links
容量の目安
車内でホットコーヒーを飲むだけなら、容量が300ml程度の小型の車用電気ポットで十分ですが、車中泊などでカップ麺を食べる時には、300mlの容量でお湯が足りない場合があります。
車用電気ポットには、コーヒーやカップ麺だけではなく、商品によっては茹で卵が作れたり、おでんやスープなどを入れることができたり、赤ちゃんのミルク用にも使えたりと、幅広い用途があります。そう考えると、容量が800ml~1000ml程度を目安にすると、もっと使える幅が広がるのではないでしょうか。
沸騰時間の目安
車用電気ポットの容量が少ないほど、沸騰までの時間が短いと思ったら大間違いです。容量に関係なく大抵の商品が沸騰までに約30分はかかります。その理由は商品によって熱量や熱伝導効率が異なるからです。
ただし、同じ商品を使うのであれば、水の量が少ないほど短時間で沸騰します。ですから、どうせ沸騰時間がかかるのであれば、ある程度は容量がある800ml~1000ml程度の車用電気ポットを選んだ方が良いように思えます。
Sponsored Links
沸騰時間の目安は約30分程度と考えておくと良いでしょう。正直、それほど早くは沸騰しません。電圧によっては小一時間かかる商品もあります。商品の中には、お湯を温めることはできても、沸騰(100℃)できないものがあるので、必ず購入前に沸騰可能な商品なのかを確認するようにしましょう。
おすすめの車用電気ポット
この車用電気ポットの電圧は12-24V兼用なので、幅広い車種に対応できます。注ぎ口や取っ手にはプラスチックとシリコンが結合した食品等級PPプラスチックを使用しています。本体には二層ステンレス鋼を採用しているので、安全で清潔なお湯を確保できます。
沸騰までの時間は電圧によって異なります。12Vで約60分間、24Vで約30分間かかります。沸き立った後は自動的に保温モードになります。
容量は1200mlなので、幅広い用途で使えます。コーヒー、紅茶、カップ麺、茹で卵作り
、保温機能を利用しておでんやスープを入れたり、赤ちゃんのミルク用に使うこともできます。
使い方はとても簡単です。車のエンジン起動して、水を入れた車用電気ポットの電源コードを車のシガーソケットに差し込むだけです。
Sponsored Links
おすすめの記事
車のハンドル異常の原因は?(異音カタカタ、キュルキュル・重い・軽い・真っ直ぐ走らない)ハンドルロックの解除方法を紹介!
車のワイパー音がうるさい原因は?ガガガ!キュ!とビビリ音がする!ゴム・ブレードの交換時期を紹介!
車のタコメーターが動かない原因は?表示の見方や故障の症状について紹介!