今回は、自動車で家電を使う時のおすすめカーインバーターを紹介します。
カーインバーターは、消費電力が300W程度の家電に対応しているものが使いやすい。ただし、使い方を間違えるとバッテリー上がりの原因になるので注意が必要です。
カーインバーターとは?
カーインバーターとは、車のDC電流(直流)を家電製品が使えるAC電流(交流)に変換するための機械のことを言います。
このカーインバーターを使うことで、一般的な家電の100Vコンセントを装着することができます。
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一般的に国産自動車のバッテリーは12Vなので、入力電圧DC12Vで出力電圧AC100Vに対応しているカーインバーターを使用することになります。
カーインバーターは商品によって、継続して電気を放出できる量が異なります。継続して電気を出力する値を「定格出力」と言い、一時的ではあっても最も大きな出力を「最大出力」と言い、瞬間的に出力可能な値を「瞬間最大出力」と言います。
カーインバーターを選ぶ際に、まずは安定して継続的に電気を放出できる「定格出力」の値を確認する必要があります。「定格出力」は商品によって300W程度のものから、1000Wを超えるものまで様々です。
家電の消費電力を確認
カーインバーターを購入する前に、バッテリー上がりを防ぐためにも、車で使用する家電の消費電力を確認する必要があります。家電の取扱説明書で消費電力を確認できます。
家電の消費電力がカーインバーターの定格出力以内におさまっていれば、数字上は使用可能です。しかし、家電製品は常に同じ電力を消費しているわけではなく、一時的に大量の電力が必要になるものがあります。たとえば、炊飯器はお米を炊く時にたくさんの電力を消費します。その時に車に蓄えられている電力を上回ってしまうと、バッテリー上がりを起こしてしまう可能性があるので注意が必要です。
車中泊専用の炊飯器を使用する際には、事前に車のバッテリーの残量が十分にあるか、または古いバッテリーで弱っていないかを確認する必要があります。
カーインバーターは、大きな消費電力の家電を使うのではなく、パソコンやスマホの充電など、あまりバッテリーに負担をかけない使い方をした方が無難です。
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正弦波インバーターがおすすめ
インバーターは、「正弦波インバーター」と「修正波インバーター」の2種類があります。
すでに述べていますが、家電製品の中には瞬間的に大きな電力を消費するものがあるので、インバーターの種類によっては、数字上は出力範囲だったとしても、家電が動かないことがあります。
電子レンジ、扇風機、冷蔵庫などの家電は誘導型と呼ばれるモーターを使った商品があります。これらは電源を入れた瞬間の起動電流(サージ出力)が瞬間的に大きな消費電力になるので、「修正波インバーター」では動かない可能性があります。
使用する家電によっては、正弦波インバーターを使用しないと正常に作動しないことがあります。
おすすめのカーインバーター
300W程度のカーインバーターは、この商品が使いやすくておすすめです。
接続した家電が、このカーインバーターの最大出力(350W)を超えた場合、ACコンセントの出力がカットされる、主力オーバー保護が搭載されています。
また、15Vを超える異常な高電圧が入力された場合は、ACコンセントから出力しない入力過電圧保護も搭載されています。
カーインバーターは、電流を変換する機械なので内部に熱が発生しやすい。この商品は冷却ファンが搭載されているので、内部で発生する熱を逃すことができます。万が一内部の温度が85℃を超える高温になった場合は、ACACコンセントへの出力がカットされます。
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