ドライブレコーダーを選ぶ際に押さえておきたいポイントは「駐車監視機能」です。
駐車監視機能は、車のエンジンを停止した状態で車から離れていても、自動的に録画を開始する機能です。
この優れた機能をさらに効果的にするためには、前後カメラやGセンサー、動体検知センサーなどが必要です。
今回の記事では、おすすめの駐車監視機能付きドライブレコーダーについて紹介します。
駐車監視機能とは
駐車監視機能とは、自動車の停車中に起きた出来事を録画して記録する機能のことを言います。
駐車場に車を置いて離れた後でも、車内や車周辺で起こった出来事を映像として残しておけるので、車上荒らしや駐車中の追突事故、車のイタズラなどが起きた場合、証拠映像として残しておけます。
駐車監視機能付きのドライブレコーダーには、主に「Gセンサー(加速度センサー)」や「動体検知センサー」が搭載されています。
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これらのセンサーが、車に生じた振動や車周辺で動いている人に反応して、自動的に周囲の状態を撮影してくれます。
このような監視機能が車のエンジンを止めた後でも自動的に作動する仕組みになっているので、駐車場の車から離れた後も愛車をしっかり監視してくれるのです。
駐車監視機能は前後カメラがおすすめ
本来、ドライブレコーダーは走行中の録画を重視したものです。そのため、車の進行方向である前方の録画を重視する傾向があります。
しかし、ドライブレコーダーの駐車監視機能は停車中に作動するので、前後カメラで同時録画できるものでないと効果は半減してしまいます。
駐車場の追突事故は360度どこからでも有り得ることですし、何よりも車上荒らしが入った場合は、車内の撮影ができることが重要になってきます。
前後が撮影できるカメラを車のフロントガラスに装着し、後方を映しているカメラは車内越しに車の後方の状態を録画できるものが望ましい。
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夜間や悪天候でも明瞭に映せるものを選ぶ
ドライブレコーダーは、夜間でもはっきりと撮影できるように暗視機能付きのものを選ぶことが重要です。
夜間や悪天候での走行時に、前方の景色が明瞭に録画できることはもちろんですが、後方のカメラも薄暗い車内の状態も確実に撮影できるものが望ましい。
最近のカメラの技術は格段に進歩しているので、高性能の赤外線ライトやHDR技術で映像の明るさを自動的に変化することも可能になっています。
技術の向上により、真っ暗な夜間走行であっても、ドライバーの表情が分かるくらいの明るさに補正することもできます。
薄暗い室内駐車場でも、暗視機能が作用してしっかりと記録できるので、なおさら駐車監視機能が役立ちます。
「Gセンサー」と「動体検知センサー」搭載が安心
駐車監視機能を最大限に活かすためには、「Gセンサー」と「動体検知センサー」の両方を搭載したドライブレコーダーを選ぶことが望ましい。
Gセンサーとは、車の衝撃に反応して自動的に撮影を開始するものです。メーカーによっては衝撃センサーや加速度センサーと言うこともあります。
一方、動体検知センサーは、動く対象に反応して録画が開始するものです。人の動きに対しても瞬時に撮影を開始するので、イタズラや車上荒らしのも対応できます。
データの上書き防止機能が付いたものを選ぶ
ドライブレコーダーで録画できる容量にもよりますが、知らないうちに容量がいっぱいになっていて、録画したデータが自動的に上書き保存されていることがあります。これでは、重要なデータがいつの間にか消えてしまう恐れがあるのです。
そのような事態を防ぐために、撮影時に車の振動を伴うような重要なデータは、自動的にロックして上書き防止する機能が付いたドライブレコーダーを選ぶと良いでしょう。
それほど重要ではない録画映像と、何か問題が発生した疑いがある重要な録画映像を自動的に管理していれるので、後から映像を確認する作業効率が良くなります。
熱に強いものを選ぶ
意外と見落としがちなのが、ドライブレコーダーが熱に強いかどうかです。夏の炎天下での車内は非常に高温になります。ドライブレコーダーはフロントガラスに装着するので、直射日光を浴びることが多い。
ドライブレコーダーが熱に強い素材でできているのか?バッテリーが過熱する心配がないか?など夏の暑さを想定した耐久性があるのかを確認する必要があります。
実は、ドライブレコーダーは熱による故障が多く見られ、起動時に不具合が起こることがあります。ドライブレコーダーに限らず、他の機器でもバッテリーの過熱による事故が報告されているので、熱対策は十分に考慮する必要があります。
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